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FX「米長期金利上昇からドル買いが優勢、ドル円は8月11日以来の110.80円手前まで」

 

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おはようございます。昨日はドイツ総選挙でした。世論調査をみていますと、2大政党(社会民主党とキリスト教民主同盟/キリスト教社会同盟)が支持率で僅差となっていますが、環境問題に関心が集まる中で緑の党も支持を受けています(ただ、支持率は足許で低下傾向)。次期リーダーについての期待度が高くないという報道を見ますと、メルケル首相の求心力や手腕が、いかに支持を集めていたかということでしょうね。

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■主要通貨ペアの前日の動き

主要通貨の騰落率
出典:上田ハーローFXの提示レート(Bid)をもとに作成

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)

ドル円が110.30円、ユーロ円が129.47円、ユーロドルが1.1736ドルでオープン。香港や中国の株価が小幅高となったことから、海外からの円売りの流れを引き続き、東京時間終盤にはドル円が110.57円、ユーロ円が129.74円まで上昇、ユーロドルは朝方の1.1747ドルの高値からジワリと下落しました。ロンドン時間には香港や中国の株価が下落に転じたほか、欧州の株価も軟調地合いとなり、ドル円が110.30円、ユーロ円が129.43円まで小幅下落、ユーロドルはリスク回避の動きからのドル買いに1.1713ドルまで下落しました。NY時間にはメスター米クリーブランド連銀総裁が「2022年末までに利上げの条件を満たすと予想」などと発言したことや米10年債利回り1.4560%まで上昇したこと、米新築住宅販売が市場予想を上回ったことなどからドル円が8月11日以来となる110.79円まで上昇、ユーロ円は129.39円まで下押し後に129.82円まで上値を更新、ユーロドルは1.1701ドルまで下落しましたが、1.1720ドル付近まで下げ幅を縮小しました。
クローズ:ドル円 110.77円 /ユーロ円 129.82円 /ユーロドル 1.1722ドル。

■他通貨

ポンド円が151.31円、ポンドドルが1.3715ドルでオープン。東京時間にはアジアの株価のシッカリの地合いにポンド円は15時過ぎに151.71円の高値を付けましたが、ポンドドルは朝方の1.3734ドルの高値を付けた後はジワリと1.3715ドル付近まで下落しました。ロンドン時間からNY時間序盤にかけては欧州の株価が下落、リスク回避のドル買いと円買いの動きに、ポンド円が151円ちょうどまで、ポンドドルが1.3658ドルまで下落しました。その後、米10年債利回りを受けてドル円が上昇、ポンド円も151.57円まで連れ高となりましたが、ポンドドルが1.37ドル手前の戻りで上値を押さえられると、ポンド円も151.40円付近まで押し戻されました。
クローズ: ポンド円151.48円 /ポンドドルが1.3675ドル

豪ドル円が80.47円、豪ドル米ドルが0.7293ドルでオープン。海外の円売り、ドル売りの流れから9時過ぎには80.76円、0.7316ドルの高値を付けました。香港や中国の株価のシッカリ地合いへの反応は限定的で、アジアの株価が下落に転じ、欧州株価も軟調となったロンドン時間からNY時間序盤にかけてはリスク回避の豪ドル売りが優勢となり、80.01円、0.7237ドルの安値を付けました。その後は、米NYダウの下げ渋りから一時プラスに転じていたこともあり、80.40円付近、0.7255ドル付近まで下げ幅を縮小しました。
クローズ:豪ドル円80.43円 /豪ドル米ドル0.7261ドル。

■前日の主な指標結果と発言

・NZ 8月貿易収支(NZドル): -21.44億 (前回 -4.02億)
・英国 9月GFK消費者信頼感調査: -13 (予想 -8)
・日本 8月全国消費者物価指数(CPI) y/y: -0.4% (予想 -0.3%)
・日本 8月全国消費者物価指数(除生鮮食料品) y/y: 0.0% (予想 0.0%)
・日本 8月全国消費者物価指数(除生鮮食料品・エネルギー) y/y: -0.5% (予想 -0.4%)
・ラガルドECB総裁:インフレ加速、エネルギー価格との関連性高い。第4四半期のPEPP購入額の調整はテーパリングではなく再調整。ユーロ圏の恒大集団へのエクスポージャーは限定的。
・ドイツ 9月IFO企業景況感指数: 98.8 (予想 98.9)
・メスター米クリーブランド連銀総裁:2022年末までに利上げの条件を満たすと予想。利上げ後、しばらくの間は緩和政策が必要。インフレは今後数年間で2%を幾分上回る。来年の米GDPは3.75-4%と見込む。今年末の失業率は4.75%前後、来年末は4%前後と予想。11月からのテーパリング開始を支持。
・米国 8月新築住宅販売件数年率換算件数: 74.0万件 (予想 71.5万件)
・ジョージ米カンザスシティ連銀総裁:テーパリング開始への労働市場の基準はすでに満たしている
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

■為替

通貨ペア 引値 前日比 前日比(%)
USD/JPY 110.770 0.474 0.43%
EUR/JPY 129.822 0.355 0.27%
GBP/JPY 151.475 0.163 0.11%
AUD/JPY 80.431 -0.035 -0.04%
NZD/JPY 77.691 -0.257 -0.33%
EUR/USD 1.17215 -0.00142 -0.12%
GBP/USD 1.36748 -0.00405 -0.30%
AUD/USD 0.72614 -0.00312 -0.43%
NZD/USD 0.70129 -0.00514 -0.73%

source: uedaharlowfx

 

■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足

三極通貨の1時間足
source:uedaharlowfx UHChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

 

■株価

Index 引値 前日比
日経225 30,248.81 609.41
TOPIX 2,090.75 47.20
CSI300(中国) 4,849.43 -3.77
FTSE100(英) 7,051.48 -26.87
DAX(独) 15,531.75 -112.22
NYダウ(米) 34,798.00 33.18
S&P500(米) 4,455.48 6.50
NASDAQ(米) 15,047.70 -4.54

 

■金利

Country 利回り 前日比
米10年債 1.453 0.023
日本10年債 0.050 0.015
英10年債 0.925 0.018
独10年債 -0.228 0.030

 

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1,751.70 1.90
NY原油(期近) 73.98 0.68

source: bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)

 

■本日の指標発表予定

重要度低08:50 日本 8月企業向けサービス価格指数 y/y
重要度低14:00 日本 7月景気先行指数(CI)改定値
重要度低14:00 日本 7月景気一致指数(CI)改定値
重要度低14:35 黒田東彦日銀総裁あいさつ(大阪)
重要度低17:00 ユーロ圏 8月マネーサプライM3 y/y
重要度低20:00 メキシコ8月貿易収支(ドル)
重要度高20:45 ラガルドECB総裁講演(ECON)
重要度低21:00 エバンズ米シカゴ連銀総裁講演
重要度高21:30 米国 8月耐久財受注 m/m
重要度低21:30 米国 8月耐久財受注・輸送用機器除く m/m
重要度低22:00 ウィリアムズ米NY連銀総裁あいさつ
重要度高00:00 ベイリー英中銀(BoE)総裁講演(エコノミスト年次懇談会)
重要度低00:00 パネッタECB専務理事講演
重要度低00:30 米財務省2年債入札
重要度低01:30 デコス・スペイン中銀総裁講演
重要度低01:50 ブレイナード米FRB理事講演
重要度低02:00 米財務省5年債入札

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