おはようございます。本日朝に、東海道南方沖を震源とする地震がありましたね。オフィスのある千代田区は震度3でした。その他、茨城県の笠間市や取手市、栃木県の鹿沼市も震度3でした。震源地と震度の大きい地域が離れているのは驚きでした。この日曜日にNHK特集の地震予知の番組をみていたので、大きな地震に繋がらないか心配です。
■主要通貨ペアの前日の動き
出典:上田ハーローFXの提示レート(Bid)をもとに作成
■三極通貨(ドル、ユーロ、円)
週明けの東京市場はドル円が109.80円、ユーロ円が129.74円、ユーロドルが1.1811ドルでオープン。
本邦国内企業物価指数は前月比0.0%で市場予想から下振れしたものの材料にはならず、日経225平均株価が反落したものの、時間外のダウ先物がシッカリした動きとなり、ドル円はジワリと上昇、ロンドン時間序盤に110.14円の高値を付けました。ユーロドルはダラダラと売られて16時過ぎに1.1775ドルへと下落、ユーロ円は129.65-85円付近での狭いレンジの動きとなりました。ロンドン時間にはシュナーベルECB専務理事の「現在のインフレ率は高すぎるというよりはむしろ低すぎる。確実に2%目標を達成できると確信してから正常化プロセスを開始」などのハト派的な発言を受けたものの、ユーロの反応は限定的で、ユーロドルは1.1792ドルまでも戻しましたが、ユーロを買う材料も乏しく、上値の重さを嫌気した売りに、1.1770ドルまで下落、ユーロ円も129.59円まで連れ安、ドル円も109.89円まで下押ししました。
NY時間には米株価が260ドル超の上昇となり、リスク志向のドル売りと円売りからドル円は110円ちょうど付近まで下げ幅を縮小、ユーロ円は129.90円付近まで小幅上昇、ユーロドルは1.18ドルを回復しました。
クローズ:ドル円 109.96円 /ユーロ円 129.87円 /ユーロドル 1.1808ドル。
■他通貨
ポンド円が151.96円、ポンドドルが1.3828ドルでオープン。時間外のダウ先のシッカリした地合いにポンド円は152.19円、ポンドドルは1.3845ドルまで上昇しましたが、東京時間午後には上値が重くなり、欧州勢参入と共に151.97円、1.3796ドルまで売られました。その後はドルの軟調地合いや米NYダウの上昇などからリスク志向となり、152.30円、1.3849ドルまで上昇しましたが、終盤に上げ幅を小幅縮小しました。
クローズ: ポンド円152.12円 /ポンドドルが1.3832ドル
豪ドル円が80.72円、豪ドル米ドルが0.7349ドルでオープン。朝方に80.95円、0.7365ドルまで小幅上昇しましたが、本邦株価の下落などから豪ドルは軟調地合いとなり、14時過ぎには80.67円、0.7335ドルまで小幅下落しました。その後は欧州通貨が弱含みとなる中、81.07円、0.7362ドルまで上昇しました。ロンドン、NY時間は手掛かり材料に乏しく、NY時間午前には81.11円、0.7374ドルの高値を付けましたが、米NYダウの上昇にも反応が限られ、主版には小幅ながら上げ幅を縮小しました。
クローズ:豪ドル円81.01円 /豪ドル米ドル0.7364ドル。
■前日の主な指標結果と発言
・日本 8月国内企業物価指数 m/m: 0.0% (予想 0.2%)
・トルコ7月経常収支(ドル): -6.8億 (予想 -5.7億)
・トルコ7月鉱工業生産 m/m: -4.2% (前回 2.3%)
・アルトマイヤー独経済相:第3四半期のGDP成長率は、第2四半期の前期比1.6%増から大幅回復を予想。第4四半期にはGDP成長率が正常化する見込み。
・ハウザー英中銀(BoE)市場担当理事:量的緩和(QE)の巻き戻しは今後の引き締め戦略に不可欠な要素。QEが解除された後も、将来的にはバランスシートは構造的に大きくなる。
・シュナーベルECB専務理事:早ければ来年にはインフレ率が顕著に低下するだろう。現在のインフレ率の解釈には注意が必要だ。ベース効果を調整すると、現在のインフレ率は高すぎるというよりはむしろ低すぎる。確実に2%目標を達成できると確信してから正常化プロセスを開始。
・米国 8月月次財政収支(ドル): -1706億 (予想 -1730億)
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比
■為替
通貨ペア | 引値 | 前日比 | 前日比(%) |
---|---|---|---|
USD/JPY | 109.956 | 0.072 | 0.07% |
EUR/JPY | 129.873 | 0.082 | 0.06% |
GBP/JPY | 152.122 | 0.148 | 0.10% |
AUD/JPY | 81.012 | 0.214 | 0.26% |
NZD/JPY | 78.241 | 0.106 | 0.14% |
EUR/USD | 1.18081 | -0.00021 | -0.02% |
GBP/USD | 1.38317 | 0.00024 | 0.02% |
AUD/USD | 0.73639 | 0.00129 | 0.18% |
NZD/USD | 0.71132 | 0.00048 | 0.07% |
source: uedaharlowfx
■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足
source:uedaharlowfx UHChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。
■株価
Index | 引値 | 前日比 |
---|---|---|
日経225 | 30,447.37 | 65.53 |
TOPIX | 2,097.71 | 6.06 |
CSI300(中国) | 4,991.66 | -21.86 |
FTSE100(英) | 7,068.43 | 39.23 |
DAX(独) | 15,701.42 | 91.61 |
NYダウ(米) | 34,869.63 | 261.91 |
S&P500(米) | 4,468.73 | 10.15 |
NASDAQ(米) | 15,105.58 | -9.91 |
■金利
Country | 利回り | 前日比 |
---|---|---|
米10年債 | 1.328 | -0.014 |
日本10年債 | 0.040 | 0.000 |
英10年債 | 0.745 | -0.014 |
独10年債 | -0.331 | -0.001 |
■コモディティ価格
Commodities | 引値 | 前日比 |
---|---|---|
NY金(期近) | 1,794.40 | 2.30 |
NY原油(期近) | 70.45 | 0.73 |
source: bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)
■本日の指標発表予定
10:30 豪 4-6月期住宅価格指数 q/q
10:30 豪 8月NAB企業景況感指数
11:45 ロウ豪準備銀行(RBA)総裁講演
13:30 日本 7月鉱工業生産確報値 m/m
13:30 日本 7月設備稼働率 m/m
15:00 英国 8月失業保険申請件数
15:00 英国 8月失業率
15:00 英国 7月失業率(ILO方式)
15:30 スイス 8月生産者輸入価格 m/m
21:30 カナダ 7月製造業出荷 m/m
21:30 米国 8月消費者物価指数(CPI) m/m
21:30 米国 8月消費者物価指数(除食品・エネルギー) m/m
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