目次
▼12日(木)の為替相場
(1):英4-6月GDP 大幅な伸び
(2):米失業申請 3週連続減少
(3):ポンド安の流れ続く
12日(木)の為替相場
期間:12日(木)午前6時10分~13日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):英4-6月GDP 大幅な伸び
英4-6月期国内総生産(GDP)は前期比+4.8%と予想通りの結果となった。コロナ禍にあった前年同期との比較では+22.2%の大幅な伸びを記録した(予想+22.1%)。この他、英6月鉱工業生産は前月比-0.7%と予想(+0.3%)に反して減少。同貿易収支は119.88億ポンドの赤字(予想92.00億ポンドの赤字)だった。
(2):米失業申請 3週連続減少
米7月生産者物価指数は前月比+1.0%、前年比+7.8%と予想(+0.6%、+7.2%)を上回った。食品とエネルギーを除いたコア指数も前年比+6.2%と予想(+5.6%)を上回り前月から伸びが加速した。また、米新規失業保険申請件数は37.5万件と予想通りに3週連続で減少した。 これらを受けてドルが強含むとドル/円は小幅に上昇した。一方、クロス円はストレートドルの下落が重しとなり伸び悩んだ。
(3):ポンド安の流れ続く
新規の売り材料は見当たらなかったものの、欧州市場から続くポンド安の流れが一層強まった。ドル/円の持ち直しが支えとなり、ポンド/円の下げは比較的緩やかだったが、対ドルや対ユーロでポンド安が進んだ。なお、この日スナク英財務相は「緊縮財政に戻る事は決してない」と表明した。
12日(木)の株・債券・商品市場
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本日の見通し
ドル/円の見通し:小動きの展開続く
昨日のドル/円は小幅な値動き。米7月生産者物価指数の伸びが予想を上回ると110.55円前後まで強含んだが上値は重かった。その後110.32円前後へと押し戻される場面もあったが、米長期金利の上昇などを背景に下値も堅かった。
ホリデーシーズンで動意は高まりにくいと見られ、ドル/円は本日も小動きの展開が続きそうだ。日足一目均衡表の雲上限(110.51円前後)から11日高値(110.80円前後)にかけては、戻り売りに上値を抑えられる公算が大きい。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)によるテーパリング(量的緩和の段階的な縮小)の早期開始観測などが支えとなり、節目の110.00円付近では下値が堅そうだ。
注目の経済指標
注目のイベント
特になし
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