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「米長期金利高止まり?結局リスクオンに戻る相場」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

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目次

▼米長期金利高止まり?結局リスクオンに戻る相場
▼ドル円は112.50円ターゲットなのか?
▼押し目は浅い!?108円前半は絶好の買い場か?

米長期金利高止まり?結局リスクオンに戻る相場

ドル買われすぎ?相場ではないかもしれません。ドル円は109円まで続伸。

ドルストレートは通貨ペアによっては上下しておりますが、安定的に上昇しているのはドル円とポンド円です。

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出所:Trading View

「米長期金利上昇、中国株軟調、新興国通貨崩れ、リスクオフ」とイメージをしていたのですが、その通りには今の所なっておりません。先日もご紹介しましたが、10年利回りは上昇ですが、米株市場は崩れませんでした。

日本時間18日深夜にFOMCもありますが、通常通り長期金利をポジティブな姿勢を受け止められる場合、さらに堅調に推移をする可能性があります。 またもう一つ、短期金利は実に安定をしております。

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昨年のコロナショック相場から短期金利は低下し、それを現状水準にてずっとキープしたまま。 この短期金利も上昇していれば、リスクオフ相場が強く現れたかもしれませんが、その値動きに至っておりません。 そういった意味で、リスクオンのドル買い→「ドル円」の選択という個人的判断に至りました。もちろん、リスクオフになったとしても下値が限定的な可能性もあるのがドル円でないか?という判断も加味しております。

そして日本企業は3月決算が多く、輸出入企業はおそらくすでに円決済に戻しているでしょう。(先月から本日まで基本的に上昇しているため。)4月に入ると、またドル円を買い上げてくる可能性があります。

先日更新したコラムではオジドル(豪ドル米ドル)とNZドル(NZドル米ドル)に対してドル買いを推奨しましたが、今週はドル円に再び戻してロング目線で執筆をさせて頂きます。

ドル円は112.50円ターゲットなのか?

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週足です。 目先110円がターゲットですが、ここを超えると次のレジスタンスライン112.50円が意識されるようになりそうです。RCI的には実に良好な形をしており、RCI26は0.00ラインを突破、RCI52は-80ラインを同時期に突破しました。トレンドがさらに加速しやすい傾向がある個人的なシグナルでして、まだまだ続伸しそうです。

先日、弊社の山中と「CXR投資チャンネル」(YouTube)にて「春の長期金利&ドル円大予想!相関係数インジケーターも紹介」という動画配信をしたのですが、 現在の長期金利上昇速度を維持、2.0%にまで到達する場合、相関係数から算出したドル円レートは113円前後まで上値を伸ばす、と。

このレジスタンスラインもありますし、ちょうどいい頃合いのターゲットかもしれません。 再びこの水準からドル円の買いトレードを再開したいと考えております。 少しでも有利な位置でポジションを取れるように日足でも押し目買い水準を日足でイメージしていきましょう。

押し目は浅い!?108円前半は絶好の買い場か?

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ピンクのサポートラインが2本引けます。 108.30と108.15付近です。108円台前半では似たように押し目買いチャンスを狙っているトレーダーも多いでしょう。 来月から実需の買いが入るとしてもこのあたりはかなりポイントかもしれません。 110円のオプションも大型のものが増えてくるでしょうから、新年度に入っても色々と買い条件は整っているように感じます。

米国の新型コロナワクチン接種率状況は、昨日現在で33%近くまで推移をしてきており、今月中には40%に到達する見通しです。 バイデン政権は5月末までにワクチン接種終了を掲げており、集団免疫獲得水準と言われている6-7割へ来月中に到達するのではないでしょうか。 感染者数も死者数も明らかに減少傾向にあり、来週あたりから給付金の配布も始まるようですから、米国経済はポジティブ材料が多くあります。 米株もドルも不動産も価格を押し上げる要素が多く揃っているように感じます。

この調子を維持し、先進国の中でもいち早く立ち直りを見せた場合、さらなる経済成長が見込めます。 そういった意味では『Buy USA』で良いのではないでしょうか。もしかしたら、ドル円は年末に115-120円で推移しているかもしれませんね。


【ひろぴー氏出演動画】


【インタビュー】

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「初心者から上級者まで相場観が一致したときが一番危険」(前編)

<もくじ>
・幼稚園児 投資に目覚める
・どこか引っかかる感じを大切に
・個人投資家におすすめ書籍と読む時期

 

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「低勝率型こそ1憶円への近道」(中編)
<もくじ>
・勝率は低いほうがいい
・その失敗が糧となる!?
・他の金融商品も考え方は一緒
・日銀緩和のときに活きた投資の勉強
・決済はむずかしい
・低レバレッジでリスクを抑える

 

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「はじめて話す 外為注文情報 活用法」(後編)
<もくじ>
・損切り注文の功罪
・シグナル、逆シグナル
・検証の果てに
・ローソク足は基本どおり見る
・外為注文情報の活用
・レポートの勧め


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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。