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「ドル/円、米金利睨みの展開続く」 外為トゥデイ 2021年3月10日号

外為トゥデイ

目次

▼9日(火)の為替相場
(1):日本GDP 一次から下方修正
(2):米10年債低下でドル売り優勢
(3):ユーロ圏GDP 改定値から悪化
(4):クロス円 米株上昇で持ち直す

▼9日(火)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:米長期金利睨み

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

9日(火)の為替相場

f:id:gaitamesk:20210310092101p:plain期間:9日(火)午前7時10分~10日(水)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):日本GDP 一次から下方修正

日本10-12月期国内総生産(GDP)・二次速報は前期比年率+11.7%と、一次速報値(+12.7%)から下方修正された。在庫の調整が進んだ事や企業の設備投資の下振れが背景。

(2):米10年債低下でドル売り優勢

欧州市場に入ると米国債に押し目買いが入り、10年債利回りが1.55%を割り込んで低下。ドル売りが優勢となり、ドル/円は109.00円を割り込んだ。ユーロ/円などのクロス円は、ドル/円の下落とユーロ/ドルなどのストレートドルの上昇の綱引きとなり小動きとなった。なお、独1月経常収支は169億ユーロの黒字、同貿易収支は143億ユーロの黒字となり、黒字額はいずれも予想(218億ユーロ、145億ユーロ)を下回った。

(3):ユーロ圏GDP 改定値から悪化

ユーロ圏10-12月期GDP・確報値は前期比-0.7%と改定値(-0.6%)から下方修正された。

(4):クロス円 米株上昇で持ち直す

米3年債入札は比較的堅調な需要を集め順調に消化。これを受けて米長期金利が一段と低下するとドル/円は108.42円前後まで下値を切り下げた。クロス円もドル/円の下落が重しとなりやや弱含んだが、長期金利の低下を受けて米国株が上昇したため引けにかけて持ち直した。

9日(火)の株・債券・商品市場

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外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

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ドル/円の見通し:米長期金利睨み

昨日のドル/円は、9か月ぶりに109.20円台へと上昇したものの、海外市場で108.40円台まで反落した。これまで上昇が続いていた米長期金利が低下する中、欧米株が反発。買いが続いていたドルには売り戻しの動きが入った。日足の足型は、調整局面入りを示唆する「上ヒゲ陰線」。108円台を割り込んで調整色を強める可能性も排除できないだろう。

ただ、本日は米2月消費者物価指数や米10年債入札など、米長期金利の動きに影響を及ぼしそうなイベントが多い。これらを受けて再び米長期金利が上昇するようなら改めて109円台を窺う事になろう。ドル/円の米長期金利睨みの展開はもうしばらく続きそうだ。

注目の経済指標

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注目のイベント

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※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。