目次
▼9日(火)の為替相場
(1):伊10年債過去最低 ドル売り活発
(2):米株回復 クロス円持ち直す
9日(火)の為替相場
期間:9日(火)午前7時10分~10日(水)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):伊10年債過去最低 ドル売り活発
対ユーロでドル売りが活発化。ユーロ/円はユーロ/ドルに連れて上昇した一方、ドル/円は下落した。なお、イタリアでドラギ前欧州中銀(ECB)総裁を新首相とする内閣発足の機運が高まる中、同国10年債利回りは過去最低を更新した。
(2):米株回復 クロス円持ち直す
売りが先行していた米国株がプラス圏を回復する中、クロス円も持ち直した。ドル/円はストレートドルの上昇(リスクオンのドル売り)が重しとなり上値が重かった。
9日(火)の株・債券・商品市場
外為注文情報
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本日の見通し
ドル/円の見通し:続落余地
昨日のドル/円は終値ベースで約0.6%下落。リスクオンのドル売りの流れが続く中、一時104.50円前後まで軟化した。仮想通貨ビットコインの急騰も、法定通貨(の代表である)ドルの下押し材料となった印象がある。
こうした中、本日もドルの上値は重いと見られ、ドル/円には続落余地がありそうだ。20日移動平均線(104.34円前後)、日足一目均衡表の雲上限(104.13円前後)などが下値ポイントとなろう。なお、市場は本日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演に関心を寄せている。講演後の米長期金利の反応にも注目しておきたい。
注目の経済指標
注目のイベント
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