目次
▼1日(月)の為替相場
(1):独12月小売 大幅な落ち込み
(2):米ISM製造業 前月から低下
(3):日米財務相が初の電話会談
(4):米コロナ感染減少で米株上昇
1日(月)の為替相場
期間:1日(月)午前7時00分~2日(火)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):独12月小売 大幅な落ち込み
独12月小売売上高は前月比-9.6%と大幅な落ち込みとなり、予想(-2.0%)を大きく下回った。これをきっかけとしてユーロは欧州市場で売りが強まった。
(2):米ISM製造業 前月から低下
米1月ISM製造業景況指数は58.7と予想(60.0)を下回り、前月(60.5)から低下。構成指数の新規受注が61.1に低下(前回67.5)した一方、雇用は52.6へ僅かに上昇(前回51.7)した。
(3):日米財務相が初の電話会談
イエレン米財務長官の就任後初となる日米財務相会談を終えた麻生財務相は「日米が緊密に協力して世界経済を支援」「最優先事項は大胆な財政政策を使用して危機から抜け出すこと」「日米財務相が為替について緊密な議論を行うことは重要」などとコメントした。
(4):米コロナ感染減少で米株上昇
米国の新型コロナ感染者が3週連続で減少した事などを好感して米国株が上げ幅を拡大する中、豪ドル/円は80.20円台へと上昇。ドル/円はリスクオンのドル売りの影響で上値が重く105.00円台から小反落した。他方、下落基調のユーロ/円やポンド/円は米国株高に目立った反応を示さなかった。
1日(月)の株・債券・商品市場
外為注文情報
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本日の見通し
ドル/円の見通し:上値の重い展開
昨日のドル/円は、ユーロの失速などからドルが買われる中、約2か月半ぶりに105.03円前後まで上伸した。ただ、105円台の取引は時間にして10分未満。節目の105円前後では戻り売り圧力が強い事を物語る動きでもあった。チャート面でも日足ボリンジャーバンドの+2シグマを超えて上昇するなど過熱感が漂い始めた。
本日のドル/円は105円台前半の戻り売り圧力で上値の重い展開が見込まれる。とはいえ、欧米株式市場が落ち着きを取り戻しつつある中では下値も堅いと見られ、26週移動平均線が通る104.60円台はサポートになりそうだ。
注目の経済指標
注目のイベント
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。