目次
▼13日(水)の為替相場
(1):ECB総裁「為替が物価に与える影響に注視」
(2):米12月CPI 予想通りの結果
(3):伊政局不安で一時ユーロ売り強まる
(4):米30年債入札に需要 長期金利低下
13日(水)の為替相場
期間:13日(水)午前7時10分~14日(木)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):ECB総裁「為替が物価に与える影響に注視」
欧州中銀(ECB)のラガルド総裁は、ユーロ相場について「為替レートが物価に与える影響にかなり注意を払っており、今後も十分に注視していく」などと発言。これより前には仏中銀のビルロワ総裁も「ECBは為替相場の動向とそのインフレに対する負の影響を引き続き注視している」と述べていた。
(2):米12月CPI 予想通りの結果
米12月消費者物価指数は前月比+0.4%、前年比+1.4%(予想:+0.4%、+1.3%)とおおむね予想通りの伸びとなった。なお、食品とエネルギーを除いたコア指数は前年比+1.6%と予想通りの伸びだった。
(3):伊政局不安で一時ユーロ売り強まる
イタリアの政局不安を背景に、一時ユーロ売りが強まった。「イタリア・ビバ」の党首であるレンツィ元首相が連立政権からの離脱を表明した事などが背景。ただ、レンツィ氏が解散総選挙の可能性を否定した事などからユーロは下げ渋った。
(4):米30年債入札に需要 長期金利低下
米30年債入札に堅調な需要が集まった事を受けて長期金利が低下するとドルは小幅に下落した。
13日(水)の株・債券・商品市場
外為注文情報
【情報提供:外為どっとコム】
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本日の見通し
ドル/円の見通し:方向感模索
昨日のドル/円は103円台半ばで下げ渋ると104.00円付近まで反発。前日のドル安の反動と見られる動きであり、ドルは日替わりで流れが変わる方向感を見出しにくい相場展開になってきたようだ。
こうした中では下値支持や上値抵抗を突破する公算は小さいだろう。20日移動平均線および日足一目均衡表の転換線が通る103.50円前後をレンジ下限、日足一目均衡表の雲下限が位置する104.30円前後をレンジ上限としてもみ合う展開となりそうだ。
注目の経済指標
注目のイベント
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