2020年10月29日
【ドル/円】:上値の重い展開続く。下値抵抗にも注意。
ドル/円は小幅続落となりました。上値を切り下げる流れから抜け出していませんが、103.90-00の日足の下値抵抗を守っており、これを下抜けて終えない限り、短期トレンドも大きく変化しません。 103.90-00を割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化して、今後のドルの戻り余地が限られ易くなり、103.60-70の抵抗を切り崩しつつ一段のドル下落に繋がり易くなります。逆に可能性がやや低い状態ですが106.50超えで終えれば下値リスクが後退して上値トライの可能性に繋がり易くなります。 今日のドル買いは104.00-10で押し目買い。損切りは下値リスクが点灯する103.80で撤退です。売りは104.80-90の戻り待ちとします。損切りは105.30で撤退です。 日足の上値抵抗は104.80-90、105.20-30、105.50-60に、下値抵抗は103.90-00、103.60-70、103.10-20にあります。
【ユーロ/円】:下値リスクが点灯中。122円割れで一段の下落へ。
ユーロ/円は続落。123円割れで終えており、短期トレンドに変化が生じています。一方で122.20-30に週足の抵抗があり、122円割れを見るか、122.20以下で越週するまでは“ニュートラル”な状態です。買いは損切りが付いたので様子見か、122.20-30で軽く試し買い。損切りは一段の下落リスクが点灯する121.90で撤退です。売りは123.30-40で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を123.80近辺まで見て置く必要があります。損切りは124.10で撤退です。124.50超えに実体を戻さない限り、下値リスクは軽減されません。
【ユーロ/ドル】:上値の重い展開。
ユーロ/ドルは続落となりました。1.1720-30の日足の抵抗を守って終えていますが、日足の形状が悪化しており、下値リスクがやや高くなっています。1.1700割れで終えた場合は下値リスクが点灯、1.1650割れを見た場合は“ニュートラル”な状態に戻します。さらに1.1600割れで越週した場合は短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化して1.14方向への一段の下落に繋がり易くなります。逆に1.1860超えで終えれば上値トライの流れに戻します。買いは1日様子見か1.1700-10で押し目買い。損切りは1.1640で撤退です。損切りが付かない場合でも1.1700割れで終えた場合は、買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。売りは様子見か1.1820-30で戻り売り。損切りは1.1870で撤退です。上値は、1.1780-90に軽い抵抗が、1.1820-30、1.1860-70にやや強い抵抗が出来ています。下値抵抗は1.1700-10、1.1660-70、1.1600-10にあります。
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