目次
▼27日(火)の為替相場
(1):RBA副総裁 GDPプラス転換の可能性を指摘
(2):EU大統領 英との交渉に「最も難しい段階」
(3):米経済指標好結果続く
(4):仏でコロナ死者急増 ロックダウン検討へ
27日(火)の為替相場
期間:27日(火)午前6時10分~28日(水)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):RBA副総裁 GDPプラス転換の可能性を指摘
豪中銀(RBA)のデベル副総裁は7-9月期の国内総生産(GDP)がプラス成長を回復した公算が大きいとの認識を示した。また、RBA理事会を翌週に控える中、債券買い入れ拡大の見通しについて質問されると「市場が敏感に反応するニュースだ」としてコメントを控えた。
(2):EU大統領 英との交渉に「最も難しい段階」
欧州連合(EU)のミシェル大統領は英国との通商交渉について「何が最も難しい問題かは認識されており、その解決策を見出すため努力している」とした上で、「今後数日、もしくは2週間以内に何が起こるかを予測する事は不可能だ」との見解を示した。
(3):米経済指標好結果続く
米9月耐久財受注は前月比+1.9%と予想(+0.5%)を上回る伸びを記録。輸送用機器を除いた受注も前月比+0.8%と堅調な伸びとなった(予想:+0.4%)。また、米8月住宅価格指数が前月比+1.5%(予想:+0.7%)となり、米8月ケース・シラー住宅価格指数も前年比+5.2%(予想:+4.2%)と、米経済指標は好結果が続いた。しかし、その後発表された米10月消費者信頼感指数は100.9と予想(102.0)に反して前回(101.3)から小幅に低下した。
(4):仏でコロナ死者急増 ロックダウン検討へ
新型コロナウイルスの感染が再拡大しているフランスで一日の死者が523人に上り4月以来の多さとなった。その後、フランス政府は全国規模の都市封鎖(ロックダウン)措置を検討していると報じられた。
27日(火)の株・債券・商品市場&外為注文情報
ドル/円の見通し:104円台前半は強い下値支持
昨日のドル/円は、終値ベースで約0.4%下落。欧米市場で株価が続落する中、一時104.39円前後まで弱含んだ。前日に見られたリスク回避のドル買いは鳴りを潜め、代わりにリスク回避の円買いが強まった。
日替わり相場で方向感が定まりにくい展開は本日も続きそうだ。104.00-104.30円台は強い下値支持帯として意識されており、この水準では押し目買いが強まりやすいと考えられる。とはいえ、米大統領選挙を間近に控える中、105円台を回復するほどの反発は期待しにくい。本日のドル/円は104円台後半を中心とする値動きが続く公算が大きい。
本日及び明朝の注目イベント
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。