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ユーロ/ドル 下値不安の小さい形、上値志向が強いように見えるが・・・

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今週の注目通貨ペアはこれだ!

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■  ユーロ/ドル 下値不安の小さい形、上値志向が強いように見えるが・・・  
先週は、月曜日に安値を付け、水曜日に高値を付ける展開でした。先週も、実体線が何とか長期の移動平均線に支えられ、週初から陽線が続き、木曜日に下押ししたものの週末にかけて再度高値を窺う動きを見せたことから、やや上値志向の強い形状と言えるのではないでしょうか。ボリンジャーバンドの幅は一向に広がらず、ボラティリティの高まりを感じさせる要素はありませんが、それでも下値不安はあまり大きくないように思います。
移動平均線は、3本とも上昇しました。実体線>短期>中期>長期という並び順が形成されていて、実体線も終値ベースで戻り高値を更新してきていますので、とりあえず上を見てもよいのではという印象はあります。MACDを見ても、ゴールデンクロスとデッドクロスを細かく繰り返しつつも、ようやく上放れの様相を呈し始めています。
今週は、買い先行で臨みたいところです。実体線の居場所は7月下旬以降のトレードレンジのちょうど中間地点という感じですが、9月下旬以降の動きを見ると、徐々に下値・上値ともに切り上げつつありますし、何より先週の動きを見るにつけ、下がれば買いたい人が多いような印象を強く受けるからです。大きく伸びたところは一旦利食いが賢明かもしれませんが、下がったところは着実に買い戻しで支えられる展開を予想します。

その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 上値の重い展開を予想・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、水曜日に安値を付ける展開でした。火曜日にふわりと浮き上がりましたが、案の定と言うか、早速頭を抑えられました。その後、もみ合い相場に戻るのかと思いきや、水曜日に大きな陰線が出現、一気に先週の安値、そして10月2日の安値を割り込む形となりました。ただその後は下落トレンドに移行することなく、何となく値持ちして週末を迎える展開となっています。
今週は、売り買いどちらという観点で言えば売り先行で臨みたい気がしています。先週金曜日の戻りが10月2日の安値水準でピッタリと抑えられていることと先週水曜日の陰線の状況を考えると、やはり戻りには限界があるような気がするのです。ただ、戻りを売ると踏み上げられる可能性が高いと思いますので、下落局面を打診的に叩いてみるようなイメージで臨むのがよいのではないでしょうか。

■ ユーロ/円 売り買いのバランスが完全に取れているのかも・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、火曜日に高値を付ける展開でした。先々週の引けが安いレベルを維持していましたので、若干下押しを見せるのかと思っていたのですが、週初から陽線が連なり、一気に実体線が長期の移動平均線を上回る展開となりました。ところが、週央から週末にかけては再度下を試し、上下の予想が全く難しい動きに発展してしまいました。
今週は、様子を見るよりないと思います。移動平均線は3本とも上昇していますし、実体線も先週末に下ヒゲを伴って戻していますので、状況としては下よりも上かなと思えなくもないのですが、先週初めの戻りが容易に頭を抑えられてしまったことや、ボリンジャーバンドの幅が全く広がってこないこと、MACDもゼロライン近辺をうろうろしている状況では、容易に上値追いの動きにはならないような気がします。

■ ポンド/円 上下の予想は困難を極める状況か・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、水曜日に高値を付ける展開でした。ユーロ円と同様、先々週の引けが安いレベルでしたので、先週は少しは下値を探る動きになるのではないかと思っていたのですが、全く下がらず、週央にかけて実体線が長期の移動平均線を突破する動きとなりました。ただし、週末にかけて陰線が続き、逆に下値を模索する動きとなっており、上下の予想は困難を極めます。136円台から137円台にかけての価格帯の居心地がよいことは分かるのですが、上下動の割には方向感が見られないという点はチャートの特徴として認識する必要がありそうですね。
今週は、様子を見るよりないような気がします。上へ動いても下へ動いても、チャート的な解釈は非常に難しく、上は上で先週の高値、下は下で先々週の安値をブレイクしない限りは、明確な方向感を求めるのは難しいような気がします。近視眼的にマーケットに近づき、むやみにトレード回数を増やしたり、相場観なきトレードをしたりしないようにする必要があるような気がします。

■ オージー/円 小動きが続くウチは、上下のブレイクは難しいのかな・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、木曜日に安値を付ける展開でした。先々週の引けが安いレベルでしたので先週は下値模索の動きを予想していましたが、週を通じての値幅はわずか77銭、しかも、木曜日の安値に対して週末にかけて50銭以上を戻しての越週ということで、全体的に不発弾極まりない印象を与えるチャート形成となっています。
今週は、様子を見るよりないのではないでしょうか。先週末にかけて実体線が戻り歩調に入ったところを見ると、いったん上を試しそうな雰囲気もありますが、上方には中期・長期の移動平均線が待ち構えています。どちらかと言うと先週の安値を切ってくるような局面があれば、打診的に売ってみてもよいのではないかと思います。いつになったらボラティリティが高まるのか分かりませんが、先週のような中途半端な動きが繰り返されると、トレーダーは疲弊してしまいますね。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

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※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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