メキシコ中銀は24日、大方の予想通りに政策金利を4.25%に引き下げた。声明で「6~7月にかけて経済は回復を始めたが、不確実性や下振れリスクがある」と利下げの理由を説明。ただ、インフレ率が4%を超えて中銀の目標(2~4%)を上回る中、利下げ幅はこれまでの0.50%から0.25%に縮小させた。
ペソはメキシコ中銀の利下げには反応することなく、対円、対ドルともに5日ぶりに反発。米国株の反発などが支えとなったが、一部には利下げサイクルが終了したとの見方も出ている模様だ。なお、次回会合は11月12日に行われる。
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