目次
▼26日(火)の為替相場
(1):経済活動再開期待でアジア株全面高
(2):欧州市場でも株高進行
(3):米消費者マインド やや持ち直す
(4):トランプ米政権 中国へ制裁示唆
26日(火)の為替相場
期間:26日(火)午前6時10分~27日(水)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):経済活動再開期待でアジア株全面高
経済活動再開への期待などを背景にアジア株が軒並み高く始まると、リスク選好の円売りが優勢となり、ドル/円やクロス円が上昇。黒田日銀総裁が「新型コロナ収束後も物価目標の2%が実現しない限りは金融緩和を継続」「状況を注視し、できることは何でもやる」などと述べた事が円売りを誘発したとの見方もあった。
(2):欧州市場でも株高進行
新型コロナウイルスによる経済への打撃は最悪期を過ぎたとの見方から欧州市場でも株高が進行。これを受けてクロス円は上昇。ただ、ユーロやポンドに対するショートカバーも相まってリスク・オンのドル売りが優勢となったため、ドル/円は反落した。
(3):米消費者マインド やや持ち直す
米5月消費者信頼感指数は86.6と予想(87.0)には届かなかったが、前回(85.7)からはやや持ち直した。また、米4月新築住宅販売件数は年率換算62.3万件と予想(48.0万件)を上回った。
(4):トランプ米政権 中国へ制裁示唆
トランプ米政権は、中国による国家安全法の導入などの香港問題で、中国の当局者や企業による取引制限や資産凍結などの制裁措置を検討していると報じられた。これを受けて米国株が上げ幅を縮小するとクロス円も反落。ドル/円も小幅に下落したが、リスク・オンで売られていたドルに買い戻しが入ったため下値は限られた。
26日(火)の株・債券・商品市場&外為注文情報
ドル/円の見通し:
大口フローによる不規則変動の可能性も
昨日のドル/円は終値ベースで約0.2%下落。朝方には107.90円台まで上昇する場面もあったが、欧米市場では107.40円台まで反落した。新型コロナウイルスワクチン開発への期待などで欧米株が上昇するリスク・オンの流れの中で、円売りを上回る規模のドル売りが観測された。ドル/円は、またしても「108円の壁」に上値を阻まれた格好であり、直近レンジの下限である106.00円前後に向けた調整局面に入る可能性も出てきた。
とはいえ、ドルと円が同方向に動く傾向(リスク・オンならドル安・円安、リスク・オフならドル高・円高など)が強い中では大幅な下落も考えにくい。20日移動平均線が通る107.15円前後や節目の107.00円前後はサポートになりそうだ。なお、本日は5月末スポット応答日につき、ロンドン・フィキシング(24時)などの値決めの前後は大口フローによる不規則変動が起きる可能性があるため注意が必要だ。
本日の注目イベント
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。