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対米関係改善でリラ、株ともに上昇、今週はCPI、一桁台となるか 新経済目標は

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総括

対米関係改善でリラ、株ともに上昇、今週はCPI、一桁台となるか 新経済目標は

予想レンジ 18.5-20.0

(ポイント)
*今週のCPIは2017年7月以来の一桁台になるか
*8月貿易収支は25億ドルの赤字、今週は製造業PMIの発表もある
*対米関係は改善か
*先週の経済指標は悪化
*新経済プログラムが公表された
*通貨最下位、株価10位
*イランからの原油輸入は続ける
*2回連続で政策金利は大幅に引き下げられた
*経常収支は改善中
*今年はプラス成長に転じるか
*CPIも低下傾向
*エルドアン大統領は政策金利が一桁台になることを示唆
*来年は5%成長を目指す
*内外での政治絡みのトラブルが多い
*EUとの難民問題あり
*観光業は好調
*海外からトルコ国内への投資は増加
*トルコは軍事でよりロシアに接近している

(CPI一桁なるか、貿易収支、製造業PMI)
 今週3日に発表される9月CPIの予想は前年比10%割れである。一桁のインフレになれば実に2017年7月以来となる。2018年10月には25.24%まで上昇していた。トルコの経済が正常化しつつある。
 今週、既に発表された8月の貿易収支は25億ドルの赤字で7月の32億ドルの赤字から改善した。また本日は9月製造業PMIの発表がある。予想は48.9、8月は48.0。

(対米関係改善でリラ上昇)
 トルコリラは先週対ドルで1.33%、対円で1.71%上昇。株価も4.9%大幅上昇した。大きな要因は対米関係の改善だ。米国がトルコに自由貿易協定を提案したとの報道があった、
協定案には、最新鋭ステルス戦闘機「F35」のプロジェクトにトルコが参加することや、米国製ミサイル「パトリオット」のトルコへの売却のほか、鉄鋼・アルミ関税の引き下げに向けた措置が盛り込まれているという。米国のF35プロジェクトから外されたトルコが、航空機の調達をロシアに依存するようになれば、米国にとっては大きな問題になるので米国が譲歩したと見られる。度々対米関係の悪化でリラが急落していただけに久々のリラへの支援材料となった。

(景気指標は悪化 需給は改善)
先週発表された指標は悪化。9月企業信頼感指数は前月の102.5から98.8、経済信頼感指数は87.1から86.0へ悪化した。今週は貿易収支 製造業PMI 消費者物価の発表がある。貿易収支は赤字が続いているが経常収支は7月は黒字となり需給面を支えた。9月消費者物価の予想は前年同月比で9.8%で前月の15.01%から大幅低下となる。

(中銀発言)
 トルコ中銀のウイサル総裁は、中銀の最近の政策措置は「先行的」との認識を示した。中銀は過去2カ月足らずで主要金利を7.5%引き下げている。総裁はインフレは今後も低下し、トルコ経済は緩やかに回復するとの見通しを示す一方、中銀が「慎重な」スタンスを維持する必要性を強調した。

(新経済プログラム)
 財務相は以下の新新経済プログラムを公表した
*インフレは理想的には5%以下に。2019年のインフレ見通しは12%で前回の15%より下方修正
*来年のインフレ目標は8.5%、21年は6%、22年は4.9%
*2019年の成長見通しは0.5%
*来年の成長見通しは5%、次の3年間も5%
*失業率見通しは今年が12.9%、来年は11.8%、21年は10.6%、22年は9.8%
*財政赤字見通しは対GDPで20年、21年は2.9%、22年は2.6%
 
(対イラン原油輸入は)
エルドアン大統領は、米国が制裁を示唆している中でも、イランから原油や天然ガスを輸入しないことは不可能だとし、イランとの貿易は継続する考えを示した。

(サウジへのテロ攻撃については)
エルドアン大統領は、サウジアラビアの石油施設に対する攻撃について、イランに全責任を負わせるのは適切ではないとの認識を示した。

テクニカル分析(トルコリラ/円)

雲の上へ

日足、雲の上へ、4連続陽線、ボリバン上限近い、9月26日-30日の上昇ラインがサポート。5日線上向き。
週足、7月29日週-9月23日週の下降ラインを上抜いて今週はスタート。9月2日週-23日週の上昇ラインがサポート。
月足、19年5月-7月の上昇ラインを下抜くが19年8月-9月の下降ラインを上抜くか。
8月は陰線であったが下ヒゲを残し9月は上昇で。
年足 4年連続陰線、今年も陰線。15年-18年の下降ラインが上値抵抗。

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メルハバ

トルコ格付け

 トルコの格付けは以下の通り、南アジャンク債に格下げされるかどうかが焦点だがトルコは既にジャンク債級である

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情報提供元:FX湘南投資グループ
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