レポートが身近になれば為替がもっと面白くなる。
「為替ドリル」で為替相場の知識を楽しく学びましょう!
1問目「英総選挙否決でポンドはどうなる?」
テーマは「英国の欧州連合(EU)離脱=Brexit」です。
画像の□に入る言葉を下の囲みから選んでください。
ヒント:合意なき離脱をゴリ押ししようとしていたジョンソンさんの案が否決されたということは・・・
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では答えです!
答えは①和らぐ/②上昇でした!
ポイント
EUからの離脱期限を来月末に控えていますが、英下院で離脱期限を来年1月末まで延期するよう求める法案が可決されたことで過度な懸念が和らいだ印象です。
このため投資家心理が改善してポンドが買われました。
ただ、厳しいBrexitの交渉は継続中なので先行きはしっかり見守る必要があります。
2問目「中東懸念再燃で円はどうなる?」
テーマは「地政学的リスク」です。
画像の□に入る言葉を下の囲みから選んでください。
ヒント:円は安全通貨だから地政学的リスクが高まると・・・
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では答えです!
答えは①買われて/②急落でした!
ポイント
地政学的リスクとは一般的にはテロや戦争、さらには財政破綻などから生じるリスクを指します。
このようなリスクが浮上すると為替市場では安全資産である日本円に資金が流入し、円高で反応しやすいとされています。
最近では「有事のドル買い」も復活していますが、ドル/円では円買いの方が強いため下落するのです。
3問目「日銀の追加緩和見送りで円はどうなる?」
テーマは日銀金融政策決定会合です。
画像の□に入る言葉を下の囲みから選んでください。
ヒント:市場は事前に追加緩和を期待していたようです。
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では答えです!
答えは買いでした!
ポイント
本来、日銀が追加緩和をすると市場は円売りで反応し、ドル/円は上昇するはずですね。
しかし、今回は日銀が緩和を見送ったことにより、市場では「予想よりハト派的ではない!」と失望感が広がって円が買われてしまいました。
日銀は次回以降の追加緩和に含みをもたせたはずですが、緩和期待が強すぎる市場は聞く耳を持たなかったようです。