シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。
ドル/円
IMMポジションドル/円
ポイント
【ネットロング一段と増加】
8月13日時点で円のポジションはドルに対して2.5万枚の買い越し(ネットロング)。
円ロングが小幅に増加した一方、円ショートは減少した結果、ネットロングは前週から1.4万枚増加した。
米中関係悪化、イタリア財政・政局不安、香港情勢などリスク要因が重なり市場心理を圧迫した時期だけに、投機筋は円ショートの手仕舞いに動き、円ロングを一段と積み増した格好。
ユーロ/ドル
IMMポジション ユーロ/ドル
ポイント
【ネットショート僅かに増加】
8月13日時点でユーロのポジションはドルに対して4.7万枚の売り越し(ネットショート)。
ユーロロング・ユーロショートいずれも減少したが、ロングの縮小具合がやや大きかったために、ネットショートは前週から0.3万枚増加。
期間中のユーロ/ドル相場は1.120ドルを挟んでもみ合いが続いたが、投機筋は夏季休暇に向けてポジション手仕舞いの動きを強めた模様。
ポンド/ドル
IMMポジション ポンド/ドル
ポイント
【ネットショート減少も高水準維持】
8月13日時点でポンドのポジションはドルに対して9.6万枚の売り越し(ネットショート)。
ロングは1.1万枚、ショートは1.8万枚といずれもポジションは縮小したが、ショートの減少度合いが大きかったため、ネットショートは前週から0.7万枚減となった。
英議会が夏季休会の時期ともあり、方向感に乏しい中で、ポジションを解消する動きが出たと見られる。
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IMMポジション
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