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【今日のドル円】昨日の振り返りと今日のドル円相場見通し 2026年6月18日

ドル円レポート:FOMC、金利据え置きとドットチャートのタカ派化

ニューヨーク市場:タカ派化したFOMCとウォーシュ新議長の動向を受け、ドル円は160.796円まで急伸

昨日の外為市場で、ドル円は一時160.796円まで大きく上昇しました。最大の注目材料であったFOMCでは、4会合連続となる政策金利(FF金利:3.50-3.75%)の据え置きが全会一致(12対0)で決定されたものの、内容は事前の想定以上にタカ派的なものとなりました。 同時に公表されたドットチャートでは、参加者18人中9人が「年内の追加利上げ」を示唆したほか、経済見通し(SEP)でインフレ予測が大幅に上方修正されたことで、市場ではインフレへの警戒感が急速に強まる結果となりました。

また、今回はウォーシュFRB議長にとって就任後初のFOMCとなりましたが、同氏は声明文を大幅に簡所化して従来の利下げバイアスを伴うフォワードガイダンスを削除。自身はドット提出を見送るなど新体制としての主導権を誇示し、これら一連の動きがドル買いを強力に後押ししました。

本日18日のアジア時間:アジア時間は高値圏でのもみ合い、160円台半ばで介入警戒が交錯

本日アジア時間のドル円は、昨晩のFOMCを受けたドル買いの余韻が残るものの、大台の161円を前に政府・日銀による円買い為替介入への警戒感が強く意識されています。実弾介入への恐怖心が上値を抑える格好となり、足元では160円台半ばでの推移が続いており、方向感を探る神経質な展開となっています。

 

kurokawa.jpg 外為どっとコム総合研究所
黒川健(くろかわ・たける)
米国Capital Market Services LLCニューヨーク本社および上田ハーロー株式会社でカバーディーラー、プロップディーラーを約20年間務める。2021年9月(株)外為どっとコム総合研究所入社後は、テクニカル分析、ファンダメンタル情報を配信している。
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