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SP500、今が買い時? 米FOMC・AIメガテック決算後の7,000ポイント維持が重要【S&P500来週の見通し】 2026年4月24日

 

SP500 今後の見通し

作成日時 2026年4月24日 11時30分

来週のSP500は、FOMC、米1~3月期GDP速報値、PCE関連指標、マイクロソフトとアルファベットのメガテック決算が重なる重要週となり、7,000ポイントが維持できるかが注目されます。本記事では、最高値圏での推移が続く一方、過熱感も意識されるなかで、これらイベントが株価にどのように影響するかを解説しています。

予想レンジ:6,750~7,350

SP500、底堅い経済指標を支えに最高値を更新中

22日の米国市場では、SP500がトランプ米大統領によるイラン停戦延長表明を好感し、終値ベースで前日比1.05%高の最高値更新となりました。景況感を示す小売売上高やADP雇用統計などの底堅さも、「ノーランディング」期待を支える材料となり、買い安心感を誘っています。

しかし、マーケットは依然として「原油高というコストプッシュ型インフレ」を消化し切れていません。テスラ決算後の時間外での乱高下に見られるように、センチメントを悪化させる話題には敏感です。好材料を既にかなり織り込んだ高値圏において、わずかなネガティブサプライズが大きな揺り戻し、つまりボラティリティの急増を招く可能性もあります。

インフレ再燃下で示すFOMCの見解がSP500見通しを決める

来週のメインイベントである米連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利の据え置きが基本線です。注目は、エネルギー主導で大きく上昇した3月CPIを受け、声明文やパウエル議長会見でインフレ警戒がどこまで強まるかです。

3月声明では「インフレはなおやや高い」とされ、中東情勢の米経済への影響についても不確実性が指摘されました。今回、利下げを急がない姿勢が一段と強調されれば、実質金利の上昇を通じて、高PER(株価収益率が高く、利益水準に対して株価が割高に評価されやすい銘柄)のテック株に利益確定売りが出やすくなります。

また、FOMCに加えて、4月30日には米1~3月期GDP速報値3月個人所得・個人消費支出(PCE関連指標)も発表されます。FOMC直後に成長率とインフレ指標が続くため、来週後半は「景気の強さ」と「インフレ再燃リスク」の両面から、米金利とSP500が振れやすい時間帯となりそうです。

AIバブルの「質」が問われるメガテック決算

米国時間29日、日本時間30日早朝には、マイクロソフトとアルファベットの決算が予定されています。2社の決算は、AI相場が次のステージへ進めるかを占う試金石となり、注目を集めます。

マイクロソフトでは、AI需要の強さに加え、データセンター投資やクラウド成長の持続性が焦点です。

アルファベットでは、広告収入やクラウド成長に加え、AI投資拡大によるコスト増とEPS(1株当たり利益)への影響が注目されます。

SP500テクニカル分析:過熱感と「ゴールデンクロス」接近が交錯

SP500日足 
25・50日移動平均線とRSI(14日)2026年4月24日

SP500 日足/25日(赤)・50日(青)移動平均線/RSI(14日) 外為どっとコムCFDネクスト

日足チャートを見ると、SP500は3月下旬の安値圏(6,250ポイント近辺)から4月下旬の7,100ポイント台まで、わずか1か月足らずで約14%上昇するV字回復を示しており、足元は史上最高値圏での推移となっています。価格は25日移動平均線(6,779ポイント)および50日移動平均線(6,784ポイント)をいずれも大きく上抜けており、両移動平均線からの乖離率は約5%に拡大しています。短期的な上昇モメンタムは極めて強い反面、ここまでの上昇ピッチの速さを考えると、過熱感も色濃く意識される局面です。

25日線が50日線に急速に接近しており、近日中の「ゴールデンクロス」形成が目前となっています。

最も警戒すべきは、RSI(14日)が91という極端な「買われ過ぎ」水準に達している点です。一般に70超で買われ過ぎとされる中、90超は歴史的にも出現頻度が稀な領域であり、短期的な反動安、つまりスピード調整のリスクが高まっていることを示唆します。

下値のサポートとしては、短期的には7,000ポイント近辺、中期的には6,780ポイント近辺が意識されます。一方、上値は未知の領域ですが、過熱感のピークアウト後にいったん調整が入るシナリオでは、6,780ポイントまでの押し目形成を念頭に置いた慎重なポジション管理が賢明と考えられます。

売買戦略:最高値圏での「逆張り」と「押し目待ち」の併用

したがって、上値追いの新規買いにはリスク・リワードの観点から妙味が乏しく、「一旦の調整を待って押し目を拾う」戦略が基本線となります。

メインシナリオ:イベント通過後の押し目買い

FOMCのタカ派サプライズ、もしくはメガテック決算の「材料出尽くし」を契機に、短期的なスピード調整が入る展開を想定します。この場合、7,000ポイント近辺の心理的節目、25日線・50日線が収束する6,780ポイント近辺が押し目買いの検討レベルとなります。損切りは6,700ポイント割れ、つまり50日線の明確な下抜けを目安とします。

ポジティブシナリオ:上放れ追随はイベント通過を確認してから

FOMCがハト派的な解釈となり、かつメガテック決算が市場予想を上回る「完全な上放れ」シナリオでは、7,200ポイント・7,300ポイントといった節目を意識した上値追いも選択肢となります。ただし、RSI91の過熱感を抱えた状況での新規ロングは、短期的な反落に巻き込まれるリスクが高いため、イベント通過を確認したうえで、小さめのポジションから試す慎重なアプローチが望ましいでしょう。

ネガティブシナリオ:本格調整局面ではキャッシュ比率の引き上げを

FOMCのタカ派化に加え、メガテック決算で設備投資負担への懸念が増幅されるダブルの悪材料が重なった場合、6,780ポイントを明確に下抜け、50日線も下向きに転じる本格調整シナリオも念頭に置く必要があります。この場合、次のサポートとしては6,500ポイント近辺(4月上旬の戻り高値圏)、さらには6,250ポイント近辺(3月下旬の安値)まで視野に入ります。

重要イベントスケジュール

  • 4/28(火)
  • ・23:00 米4月コンファレンスボード消費者信頼感指数
  • 4/29(水)
  • ・21:30 米3月耐久財受注 
  • ・27:00 FOMC政策金利発表・声明文公表
  • ・27:30 パウエルFRB議長 記者会見
  • 4/30(木)
  • ・05:00頃 アルファベットQ1決算発表【引け後/決算説明会05:30】
  • ・05:05頃 アマゾンQ1決算発表【引け後/決算説明会06:30】
  • ・05:05頃 マイクロソフトFY26 Q3決算発表【引け後/決算説明会06:30】
  • ・05:05頃 メタQ1決算発表【引け後/決算説明会06:30】
  • ・21:30 米新規失業保険申請件数
  • ・21:30 米1-3月期実質GDP(速報値)
  • ・21:30 米1-3月期雇用コスト指数
  • ・21:30 米3月個人所得・個人支出/PCEデフレーター
  • 5/1(金)
  • ・05:30頃 アップルFY26 Q2決算発表【引け後/決算説明会06:00】
  • ・23:00 米4月ISM製造業景況指数

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