
午前の為替予想は… 米大統領演説に失望で『有事のドル買い』 米雇用統計直後は荒い値動きに
作成日時 :2026年4月3日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉
ドル円予想レンジ
158.900-160.300円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は、終値ベースでは約0.5%上昇。トランプ米大統領の国民向けの演説を受けてイラン戦争激化への懸念が高まると『有事のドル買い』が優勢となり、一時159.74円前後まで上昇した。その後、「イランがホルムズ海峡の通行を監視するため、オマーンと協定案を策定している」との報道が伝わると、上げ幅を縮小する場面も見られたが、NY原油先物(WTI)価格が1バレル=110ドルを超えて推移したため下値は限定的だった。 本日は米3月雇用統計が発表される。足もとでは中東情勢への関心が高く、原油をはじめとするエネルギー価格の上昇を受けたインフレ動向が注目されているため、労働市場に関する経済指標への反応は一時的にとどまる可能性が高い。もっとも、本日はグッドフライデー(イースター前の金曜日)にあたり、欧米の多くの国で株式市場が休場となる。市場参加者の減少が見込まれるなか、指標発表直後は値動きが荒くなる可能性がある点には留意したい。ドル/円は160円に近付くと政府・日銀の円買い介入への警戒感から上値が重くなる一方、原油価格の高止まりが下値を支える要因となりそうだ。
今朝 最新のドル/円チャート

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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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