
「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。
執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
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『最新のドル/円相場を解説』
最新のマーケット情報まとめ
<本日の相場動向>
・現在レート:155円30銭台で推移
・値動き:序盤156円30銭付近まで上昇したが、その後円買い・ドル売りで反落
・午後には155円08銭まで下落し、上値の重い展開が継続
<テクニカル分析>
・155円40-50銭のレジスタンスを突破で持ち直しの可能性
・戻りの目処:155円70銭(半値)、今日の始値付近(61.8%戻し)
・20日移動平均線が上値を抑える形(下向き)
・10日移動平均線が155円50銭付近で上向き→下支え機能
・サポートゾーン:154円90銭~155円付近(半値水準)
・155円を明確に割れると154円台への下落リスク
<円買い要因>
・財政不安後退との一部見方
自民党の勝利により、過度な積極財政に歯止めがかかるとの見方
円高・株高・債券高の動き(ただし一時的な可能性)
・為替介入警戒
介入リスクがくすぶり、ドル円の上値を抑制
<ドル売り要因>
・中国の米国債保有抑制
中国当局が銀行に米国債購入の抑制を助言
保有残高の削減を求める動き
・米雇用悪化懸念
ハセットNEC委員長が「雇用者数は若干減少」「パニックを引き起こすべきでない」との発言が逆に懸念を招く
<本日の注目イベント>
・米小売売上高(22時30分発表)
<結論>
現在のドル円は155円台で上値の重い展開。テクニカル的には20日線(下向き)と10日線(上向き)に挟まれたレンジ相場になる可能性も。155円50銭突破で持ち直し、155円割れで154円台の下値を試す可能性。ファンダメンタルズでは日本の財政懸念緩和との見方による円買い、中国の米国債抑制と米雇用懸念によるドル売りが交錯。本日22時30分の米小売売上高が短期的な方向性を決める重要指標となる。
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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」、ラジオ(ニッポン放送)でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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