
「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。
執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha
『最新のドル/円相場を解説』
最新のマーケット情報まとめ
<現在の市場状況>
・先週金曜、日銀会合後の植田総裁記者会見を受けて円売りが強まり、159円20銭台まで上昇
・その後、政府・日銀によるレートチェック、ニューヨーク連銀のレートチェックとの情報などを経て152円台まで下落
・昨日18時台に1.3円の急落が発生(原因不明で市場の疑心暗鬼を招いている)
・ファンダメンタルズでは円売り基調だが、介入警戒から円売りポジションを持ちにくい状況
・本日も153円台まで反発したが、警戒感から上値が重い展開
<トランプ政権、ドル安容認の可能性>
・トランプ大統領が今朝「ドルは好調」と発言し、ドル安を容認する姿勢を示唆
・この発言を受けてドル売りがさらに進行
<主要通貨の動向 対円での下落率(先週金曜から本日まで)>
・ドル円:4.5%下落(最大)
・スイスフラン:2.0%下落(最小)
・ドルインデックス 現在96程度と、2020年2月以来の水準まで低下
<本日の注目ポイント:FOMC>
・政策金利:据え置きが確実視されている
・パウエル議長の記者会見が焦点
前回「労働市場には著しい下振れリスクがある」と発言
直近の雇用統計では雇用者数は横ばい、失業率は4.4%まで持ち直し
この評価をどう示すかがポイント
<テクニカル分析(週足チャート)>
・ダブルボトムのネックラインを2週連続で上ヒゲを伸ばして終値で抜けず
・現在、26週線と38.2%押しの水準(152円付近)で下ヒゲを伸ばし、下げ止まっている
・ただ、152円を明確に下抜けると、次は半値(150円ちょうど)と52週線が位置するレベルへ
<結論>
・ファンダメンタルズは円売り要因があるものの、日米協調介入への警戒感が強く、上値が限定的
・ドル安要因が複数重なり(トランプ政権の不透明感、政府閉鎖リスク、FRB人事)、ドル売り圧力が継続
・本日深夜のFOMC、特にパウエル議長の記者会見に要注目
・テクニカル的には152円が重要なサポート。ここを割ると150円を試す展開も
お知らせ
「UsUP(ユーズアップ)リスト」では、FXトレードの考え方などをお伝えしています。無料でダウンロードすることができます。FX口座ログイン後に「マイページ」に入っていただき、会員限定コンテンツ集からダウンロードが可能です。ぜひご活用ください。
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信
外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。
外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」、ラジオ(ニッポン放送)でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。


