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FX個人投資家は円安継続を予想!2026年最高値は164円超が最多【外為短観 第200回】#外為ドキッ

外為短観ロゴ

<第200回> 2026年1月24日

外為どっとコムの口座開設者のお客様を対象とした投資動向等に関するアンケート調査です。

分析・レポート作成
外為どっとコム総合研究所

調査実施期間
2026年1月16日(金)13:00~2025年1月20日(火)24:00 

調査方法
外為どっとコムの口座開設者にメールでアンケート回答URLを送付。
今回の有効回答数は 599件。
※必要項目を全て入力して回答して頂いたお客様を「有効回答数」としました。

 

問1:今後1カ月間の米ドル/円相場の見通しについてお答えください。

「今後1カ月間の米ドル/円相場の見通し」については、「米ドル高・円安方向」と答えた割合が57.4%であったのに対し「円高・米ドル安方向」と答えた割合は21.5%であった。この結果「米ドル/円予想DI」は△35.9%ポイントと前月の△8.3%ポイントからプラス幅が大きく拡大した。
調査期間前後の米ドル/円相場は、159.40円台と2024年7月以来の高値を更新。米12月雇用統計の結果を受けて1月利下げの見送りがほぼ確実視された。また、衆議院解散・総選挙を背景に円売りが強まっていることからドル高・円安と見る個人投資家が増加したのだろう。
今後1カ月の米ドル/円相場の高値と安値の予想については、最高値が165.00円、最安値が143.00円となり、高値の平均値は160.44円、安値の平均値は154.88円であった。高値の中央値は160.00円、安値の中央値は155.30円だった。前月調査時(最終日)から実勢レートは3.4円ほど切り上がったのに沿って高値の予想中央値は1~3円程度、米ドル高・円安方向にシフトした。

※高値と安値が逆の回答や片方だけの回答などを無効とした上で、上位3%と下位3%の回答をカットしてデータを処理

問2:今後1カ月間のユーロ/円相場の見通しについてお答えください

「今後1カ月間のユーロ/円相場の見通し」については、「ユーロ高・円安方向」と答えた割合が、51.6%であったのに対し「円高・ユーロ安方向」と答えた割合は17.4%であった。この結果「ユーロ/円予想DI」は△34.2%ポイントと前月の△20.5%ポイントからプラス幅が拡大した。
 調査期間前後のユーロ/円相場は、185.57円前後とユーロ導入以来の最高値を更新。市場では米国によるグリーンランド領有問題を巡って欧米関係の悪化が懸念されている。しかし、衆議院解散・総選挙を背景とした高市政権の財政懸念による円売り圧力が根強くユーロ高・円安の流れが続くとの見方が強いようだ。
今後1カ月のユーロ/円相場の高値と安値の予想については、最高値が195.00円、最安値が168.00円となり、高値の平均値は186.51円、安値の平均値は181.01円であった。高値の中央値は186.00円、安値の中央値は182.00円であった。実勢レートが前月調査時(最終日)から3.6円ほど切り上がった動きに沿って、高値・安値の予想中央値は2円程度、ユーロ高・円安方向にシフトした。

※高値と安値が逆の回答や片方だけの回答などを無効とした上で、上位3%と下位3%の回答をカットしてデータを処理

問3:今後1カ月間の豪ドル/円相場の見通しについてお答えください

「今後1カ月間の豪ドル/円相場の見通し」については、「豪ドル高・円安方向」と答えた割合が、51.3%であったのに対し「円高・豪ドル安方向」と答えた割合は16.2%であった。この結果「豪ドル/円予想DI」は△35.1%ポイントと前月の△17.6%ポイントからプラス幅が拡大した。
 調査期間前後の豪ドル/円相場は、106円台へ上昇して2024年7月以来の高値を更新。高市政権による積極財政を懸念した円売りに加えて、豪中銀(RBA)が2026年前半に利上げに動くとの見方もあり豪ドル高・円安スタンスの個人投資家が増加したと見られる。
 今後1カ月の豪ドル/円相場の高値と安値の予想については、最高値が110.55円、最安値が93.00円となり、高値の平均値は107.37円、安値の平均値は103.10円であった。高値の中央値は107.00円、安値の中央値は104.00円だった。前月調査時(最終日)と比べ実勢レートが4円ほど切り上がったのに対し、高値の予想中央値は2円程度、豪ドル高・円安方向にシフトした。

※高値と安値が逆の回答や片方だけの回答などを無効とした上で、上位3%と下位3%の回答をカットしてデータを処理

問4:今後1カ月間の英ポンド/円相場の見通しについてお答えください

「今後1カ月間の英ポンド/円相場の見通し」については、「英ポンド高・円安方向」と答えた割合が、49.7%であったのに対し「円高・英ポンド安方向」と答えた割合は17.4%であった。この結果「英ポンド/円予想DI」は△32.3%ポイントとなり、前月の△19.5%ポイントからプラス幅が拡大した。
調査期間前後の英ポンド/円相場は、一時214.30円前後と2008年8月以来の高値を更新。英中銀(BOE)のベイリー総裁は「来年(2026年)の利下げ余地は限定的でMPCの判断は一段ときわどくなるだろう」と利下げに慎重な姿勢を示した。加えて、衆議院解散・総選挙を巡り円安が意識される中で個人投資家はポンド買い・円売りの流れが続くと見ているようだ。
今後1カ月の英ポンド/円相場の高値と安値の予想については、最高値が220.21円、最安値が189.50円となり、高値の平均値は215.08円、安値の平均値は208.33円であった。高値の中央値は215.00円、安値の中央値は210.00円だった。前月調査(最終日)と比べ実勢レートが5円ほど切り上がったのに沿って高値・安値の予想中央値は5円程度、英ポンド高・円安にシフトした。

※高値と安値が逆の回答や片方だけの回答などを無効とした上で、上位3%と下位3%の回答をカットしてデータを処理

問5:今後3カ月程度の期間で買いたい、もしくは強くなると思う通貨はどれですか

今後3カ月程度の期間で買いたい、もしくは強くなると思う通貨はどれですか(ひとつだけ)と尋ねたところ、「米ドル」と答えた割合が38.1%で最も多かった。次いで「円」が19.5%、以下「ユーロ(9.2%)」、「豪ドル(7.3%)」と「トルコリラ(7.3%)」、「メキシコペソ(6.0%)」と続いた。「米ドル」は3カ月連続で首位となり、回答割合は前回の30.7%から上昇した。一方、2位の「円」と3位の「ユーロ」は前回と同順位ながら、回答割合は前回の27.7%、13.7%からそれぞれ低下した。市場には、トランプ米大統領の排他的な経済・外交政策を理由に「ドル離れ」が進むとの見方が多いものの、本邦個人投資家は「米ドル」に強気な姿勢を示している。なお、「米ドル」を最も買いたい理由として、自由記述形式で尋ねたところ、「基軸通貨だから」、「FRB利下げ観測の後退」、「なんだかんだ言っても経済が強い」との声や、「他の通貨が弱いため相対的にドルが強い」との指摘や、「ベネズエラ侵攻によって米国の強さが増す」との意見もあった。2位の「円」については、「円買い介入がありそう」との声が多く挙がっていた。そのほか、「日銀の利上げで金利差縮小」、「円は安すぎるので修正が入る」との意見や、「来る選挙で与党が敗北すれば高市トレードは終焉を迎える」との声もあった。

問6:今後3カ月程度の期間で売りたい、もしくは弱くなると思う通貨はどれですか

問5とは反対に、今後3カ月程度の期間で売りたい、もしくは弱くなると思う通貨はどれですか(ひとつだけ)と尋ねたところ、「円」が56.4%と答えた割合が圧倒的に多く、「米ドル」が19.5%で続いた。以下、「ユーロ(6.0%)」、「トルコリラ(5.3%)」、「中国人民元(4.7%)」、「英ポンド(2.2%)」の順になった。「円」は4カ月連続で「最も売りたい通貨」となり、回答割合は前回の44.8%から10ポイント以上増加した。一方、2位の「米ドル」の回答割合は前回の28.3%から低下した。今回も、「円」と「米ドル」に合計で7割以上の回答が集中した。なお、「円」が最も弱くなると考える理由について自由記述形式で尋ねたところ、「日銀は利上げできない」、「日銀が利上げしても円高は一時的」、などと金融政策を挙げる向きが多かった。また、「高市政権の財政拡大」、「総選挙で高市政権が盤石になる」などと政治を理由に円安を予想する声も少なくなかった。そのほか「円を買う理由が見当たらない」、「円高になる理由がない」などとする意見も出ていた。

問7:今年(2026年)の米ドル/円相場の「最高値」はどの水準になると思いますか。

今回の特別質問として「今年(2026年)の米ドル/円相場の『最高値』はどの水準になると思いますか」と尋ねたところ「164円以上」が28.4%で最も多かった。次いで「160円台(21.0%)」、「162円台(16.4%)」、「161円台(14.5%)」、「159円台(13.4%)」、「163円台(6.3%)」の順になった。今回の調査では、年内に162円台以上へ米ドル高・円安が進むと答えた割合は合算で51.1%、161円台以下にとどまると答えた割合は48.9%であった。1米ドル162円の水準が個人投資家の予想の分水嶺になっていることが分かる。なお、この水準の付近には2024年7月に付けた1986年以来の高値である161.95円前後があり、チャート上でも大いに注目されるポイントとなっている。仮に162円台に乗せれば、次のチャートポイントである1米ドル165円が視野に入ると見ることができる。

問8: 今年(2026年)の米ドル/円相場の「最安値」はどの水準になると思いますか。

もう一つの特別質問として「今年(2026年)の米ドル/円相場の『最安値』はどの水準になると思いますか」と尋ねたところ「151円以下」が39.7%と最も多かった。次いで「156円台(16.4%)」、その後は「155円台(14.9%)」、「154円台(10.5%)」、「153円台(9.3%)」、「152円台(9.2%)」の順になった。調査期間中の米ドル/円相場が158円前後の水準で推移していたことを踏まえると、ひとたび米ドル安・円高方向に動き出せば7円以上は水準を切り下げるであろうとの見方が強いことがわかる。問5の自由記述回答で「円買い介入」への言及が多かった点とも整合的な見通しと言えるだろう。なお、2024年7月の円買い介入は161円前後で発動されたが、2カ月後には米ドル安も相まって139円台まで20円以上も水準を切り下げた。個人投資家の間には円買い介入再発動への期待が少なからずあるようだ。

本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、株式会社外為どっとコム総合研究所ならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。 Copyright©Gaitame.com Research Institute Ltd. All Rights Reserved. https://gaitamesk.com/
 
kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」、ラジオ(ニッポン放送)でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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