ドル円、上か下か?今週の為替注目ポイント【明快!テクニカルレビュー】
動画配信期間:公開日から3カ月間
収録日:2025年9月21日
動画解説
難しい相場展開が続く
全体的に方向感が出にくい展開が続いている。
ニュースや材料で一時的な動きはあっても、持続せずに行って来いになるケースが多い。買いも売りも積極的に仕掛けにくい状況といえる。
ドル円:147円台が居心地の良い水準に
先週は一時下値を試す動きがあったが、V字回復して147円台へ戻した。
短期・中期の移動平均線が絡み合い、長期線も追いつきつつある。
当面は147円台を中心にしたレンジが続きやすいが、方向感には欠ける。
ユーロ円:相対的に堅調
木曜に戻り高値を上抜けた後、翌日に陰線で押し戻された。
それでも高値圏を維持しており、再度高値トライの可能性が残る。
チャート形状は売り優勢ではなく、対円では相対的に堅調といえる。
ポンド円:急落で形が悪化
木曜に大きく上昇したものの、翌日には急落し、中期線も割り込んだ。
上下の値幅が大きく、短期取引にはリスクが高い。
買いも売りも仕掛けにくい状態で、様子見が妥当。
豪ドル円:調整色が強まる
先々週までの上昇は一服。短期線が下向きに転じ、金曜には9月11日の陽線をほぼ埋める動きとなった。
上値・下値を切り下げる形で推移しており、買いづらさが目立つ。
ユーロ円と比較すると見劣りする状況。
ユーロドル:買いにくさが増す
戻り高値を超えて強い動きを見せたが、その後は3連続陰線で失速。
下値余地は限定的ながら、直近のチャートは買いにくい。
膠着感の強い推移がしばらく続きそうだ。
ポンドドル:大幅下落後の様子見
大きく売られ、移動平均線を下回る水準に位置。
ただし取引価格帯としては中間域にあり、ここから新規に売る根拠は薄い。
買いも当面は見送りが無難。
豪ドル米ドル:方向感が見えにくい
順調に上昇していた流れから一転、連続陰線で高値を失った。
明確な下落トレンド入りとは言えないが、下げ止まりの目処も立たない。
判断が難しく、積極的に手を出しにくい。
総括:慎重姿勢が必要
対円はユーロ円が比較的堅調で、他通貨ペアは弱含み。
対ドルでは買いづらさが目立ち、方向感に欠ける。
金利動向からはドル売りを意識しやすい局面だが、チャートはそれを裏付けていない。
全体的に無理な仕掛けは避け、慎重な対応が求められる局面といえる。
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井上義教 氏株式会社チャートリーディング 代表取締役 昭和39年東京都生まれ。 昭和63年大阪大学経済学部卒業、同年大和銀行入行、平成3年よりロンドンの証券現法にてディーリング業務に従事。 平成15年に退社するまで為替・債券・スワップ市場を歴任、チーフディーラーとしてチームを統括。 平成28年 株式会社チャートリーディング設立とともに代表取締役に就任。
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