前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)

11日、高市早苗・前経済安全保障担当相が自民党総裁選への出馬意向とのヘッドラインで円売りが進行する中、注目された8月米CPIは概ね市場予想通りの結果となったものの、インフレ高止まりが警戒され、ドル円は148.165円まで上昇した。その後、時間差で発表された新規失業保険申請件数が弱い結果と判明すると、金利据え置きを決定したECB理事会後の会見でラガルド総裁が「ディスインフレのプロセスは終了した」と発言したこともあり、ドル売りが優勢になり、ドル円は146.990円まで下落した。
本日アジア時間、日経平均が底堅く推移しリスクオンの円売りが進行、ドル円は147.550円まで上昇した。なお、日米の財務相は共同声明を発表し、「為替レートは市場で決定されるべき」などの見解を示した。その後、加藤財務相は「為替水準に関してベッセント米財務長官との間で議論は出ていない」と述べた。市場の反応が限定的だった。
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市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。

ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)

ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。

外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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