
翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。
※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時:2025年12月15日 19時00分
【12/16(火)】:英米で雇用統計ほか 2025年12月16日分 #外為ドキッ
・16:00 イギリス 11月失業率
【前回】4.4% 【市場予想】--
ポイント:
10月の失業率は4.4%と高止まりが続き、失業保険申請件数も2.9万人増加した。さらに、ILO(国際労働機関)方式の失業率も5.0%へ上昇しており、英国の労働市場に減速感が広がっている。
こうした雇用指標の軟化は、英中銀(BOE)に対する追加利下げ圧力を強める材料として市場で意識されている。今回の結果も弱い内容となれば、利下げ観測が一段と高まりやすい。
FX視点:
- 失業率が前回から改善する場合、英国経済への悲観的な見方が後退し、ポンドの下支え要因となる可能性がある。
- 一方で、賃金上昇率の鈍化や失業率の悪化など、インフレ減速や景気後退を示唆する指標が強まれば、BOEの利下げ期待が高まり、ポンド売りが優勢となるリスクがある。
・22:30 アメリカ 11月非農業部門雇用者数(NFP)
【前回】-- 【市場予想】 5.0万人
ポイント:
9月分は失業率が4.4%へ悪化した一方、NFPは11.9万人と市場予想を大きく上回る結果となった。総じて強弱入り混じる内容ではあったが、NFPの3カ月平均は年初から明確に減速しており、労働需給の緩和が進んでいるとの見方が強まった。
また、9月末で政府効率化省(DOGE)の退職プログラムが終了したほか、政府機関閉鎖の影響で関連企業の業務が一時停止し、雇用者数が押し下げられた可能性がある。
ただし、今後は政府職員の再就職や関連企業の業務再開に伴う復職が見込まれ、短期的には雇用者数を押し上げる要因として作用する可能性もある。
さらに、同時刻には10月小売売上高も発表されるため、指標発表後の相場は初動と二段階の反応が生じるリスクがあり、値動きの急変には注意が必要となる。
FX視点:
- NFPが堅調、または失業率が予想を下回る場合、米金利の先安観が後退し、米ドルの買い戻しが強まりやすい。
- 一方で、NFPが弱い、あるいは失業率の悪化が示されれば、追加利下げ観測が意識され、米ドルの上値が重くなる展開が想定される。

※Bloombergのデータを基に作成
※米政府機関発表の指標は、米政府機関閉鎖による影響から発表されない可能性があります。
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