
「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。
執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha
最新のマーケット情報まとめ
来週のドル円相場の見通し
<現在の状況>
・アメリカの6月雇用統計を受けて7月の利下げは見送りとの見方
・ドル円が145円を一時突破したが、その後反落し144円前半まで下落
<上値を抑える要因>
・トランプ関税への不透明感
・財政赤字拡大への懸念
・アメリカの三連休による持ち高調整
<トランプ関税の動向>
・7月9日:上乗せ関税の一時停止期限
・トランプ大統領が各国に関税通知書を送付開始
・関税率は10%~70%のレンジになる見込み
・ベトナム:直接輸出品20%、経由品40%の関税(合意済み)
・日本:30~35%程度の関税の可能性(合意困難との見方)
・自動車関税25%の動向が特に注目
<アメリカの減税・歳出法案>
・下院で可決し、大統領署名により成立
・債務上限引き上げも含まれ、デフォルト懸念は和らぐ
・10年間で500兆円程度の赤字拡大が懸念材料
<テクニカル分析>
・145円突破で146円台を試す可能性
・142円後半がネックライン(三尊形成の場合)
・142円割れで140円割れを試す展開も
<結論>
来週のドル円相場は、トランプ関税問題の不透明感と7月9日の一時停止期限を控えて方向感を見極める展開となりそうです。テクニカル分析では145円を終値で突破できるかが重要で、突破できれば上値を試す一方、できなければ三尊形成から142円割れを試す可能性があります。
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『最新のドル/円相場を解説』
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界で経験を積み、2017年10月に外為どっとコムへ入社。サポートセンター業務に従事した後、2022年2月より現職。テクニカル分析を中心に、為替相場・金融市場の調査・分析や個人FX投資家向けの情報発信を行っている。
テレビ東京「モーサテサタデー」にコメンテーターとして出演。ストックボイスTVでの解説をはじめ、各種メディアへの出演・コメント実績を持つ。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』ではドル円・ユーロ円の見通しを連載。


