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ドル円午前の為替予想、トランプ関税巡る期待と不安が交錯 2025/6/30

午前の為替予想は… トランプ関税巡る期待と不安が交錯

作成日時 :2025年6月30日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

143.700-145.200円

前日の振り返りとドル円予想

27日のドル/円は終値ベースで約0.2%上昇。144.18円前後で下げ渋ると144.94円前後まで持ち直して144.66円前後で取引を終えた。米経済指標は強弱ミックスの結果でドルの上値追いには繋がらなかったが、週初に148円台へと上昇したのち急落し、前日には143円台後半まで下落する場面もあっただけに、週末を控えた持ち高調整と見られるドル買い・円売りが出やすかった。
7月9日に米国による上乗せ関税の発動猶予期限が迫る中、市場の関心は米国と各国の関税交渉の行方に向かっている。ラトニック米商務長官は26日、中国との貿易協議に関する合意文書に署名したことを明らかにした上で「今後1週間で多くの合意を発表する」と述べたが、トランプ米大統領は27日にカナダとの交渉を停止すると一方的に表明。日米交渉は、赤沢経済再生担当相が前週末に渡米し7度目の協議を行ったが、双方の立場を再確認するにとどまり、具体的な成果はなかったようだ。トランプ米大統領は、現地29日のテレビ番組で、7月9日の期限について延長する必要はないとの考えを示すとともに、日本との自動車貿易について「あまりに不公平だ」とあらためて不満を表明している。トランプ関税を巡る期待と不安が交錯する中、本日のドル/円は144円台を中心にもみ合う展開が見込まれる

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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