
【NY市場】ドル円、米PPI下振れと中東緩和期待でドル売り優勢 一時158.60円付近まで下落
NY時間のドル円は、米インフレ指標の下振れと中東情勢の緊迫化緩和への期待からドル売りが優勢となり、一時158.60円付近まで下落しました。
■ 米3月PPIが予想を下回る
21時30分に発表された米3月卸売物価指数(PPI)は、前年比で市場予想(4.7%程度)を下回る4.0%となり、コア指数も予想を下振れました。
これにより、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ期待が改めて意識され、ドル売りの支援材料となりました。
■ 中東和平協議への進展期待
中東情勢を巡り、「米国とイランによる第2回和平協議が今週末にも開催される可能性」や、「イラン側が輸送の要衝であるホルムズ海峡の封鎖回避を検討している」との報道が伝わりました。
さらにトランプ米大統領が「今後2日以内に協議が行われる可能性がある」と言及したことで、原油先物相場が急落。リスク回避の「有事のドル買い」が後退しました。
■ 強弱材料の交錯による膠着
NY時間終盤にかけては、原油安に伴うドル売り圧力と、米株高を受けた「リスクオンの円売り」が拮抗。ドル円は方向感を探る展開となり、158円後半レベルで取引を終えました。
【今日:アジア時間の見通し】
本日15日の東京市場では、明日(16日)に予定されている米国・イラン間の第2回和平協議の内容を見極めたいとの思惑から、様子見ムードが広がっています。
予想レンジ:158.50円 ― 159.20円
協議の進展次第ではさらなる円高・ドル安の余地があるものの、足元では158円後半での小動きが続いています。米長期金利の動向や、中東を巡る突発的なヘッドラインに神経質な展開が予想されます。
外為どっとコム総合研究所
黒川健
米国Capital Market Services LLCニューヨーク本社および上田ハーロー株式会社でカバーディーラー、プロップディーラーを約20年間務める。2021年9月(株)外為どっとコム総合研究所入社後は、テクニカル分析、ファンダメンタル情報を配信している。
黒川健
米国Capital Market Services LLCニューヨーク本社および上田ハーロー株式会社でカバーディーラー、プロップディーラーを約20年間務める。2021年9月(株)外為どっとコム総合研究所入社後は、テクニカル分析、ファンダメンタル情報を配信している。
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本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
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