【ユーロ円週間予想】166～168円台に強い上値抵抗有り。162円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。
直近の日足は陽線引けとなり、続伸して終えています。単体では上昇エネルギーの強いものではなく、また、165.00-10の抵抗を上抜けきれておらず、週初の上値追いには限りがあると見られますが、162～164円を中心とする揉み合いから上抜けており、新たな上昇トレンド形成の動きに入った可能性が生じています。目先は押し目買い方針が有効と見ています。但し、163円を割り込んで終えた場合は下値リスクがやや高くなります。162円を割り込んで終えた場合は、“弱気”に変化して下落余地がさらに拡がり易くなります。日足の上値抵抗は165.00-10，165.80-90，166.50-60，167.20-30，167.80-90に、下値抵抗は、164.40-50，164.20-30，163.50-60，163.00-10にあります。21日移動平均線は163.44に位置しており、短期トレンドをサポート中ですが、163円を割り込んで終えた場合は、下値リスクがやや高くなります。120日、200日線は161.58と161.56に位置しており、中期トレンドをサポート中です。
一方直近の週足は、高値圏で引ける陽線引けとなり、実体ベースを165円台に乗せて越週しました。164.20-30にあった強い上値抵抗をしっかり上抜けて越週しており、新たな上昇トレンド形成の動きに入った可能性が生じています。166～168円ゾーンに強い上値抵抗が散在していますが、今週はどこまでクリア出来るかトライする動きが強まると見られます。但し、162.50以下で越週した場合は下値リスクが点灯、161円を割り込んで越週した場合は短期トレンドが“弱気”に変化します。今週の週足ベースで見た上値抵抗は165.10-20，166.10-20，167.20-30，168.00-10に、下値抵抗は164.00-164.20，163.20-30，162.50-60，161.00-10にあります。31週、62週移動平均線は161.50と163.46に位置しており、これらを上抜けて、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れに入り始めています。
今週の戦略は、ユーロ買いは164.20-30の押し目待ちとします。急落した場合の下値余地を163.70-80近辺まで見て置く必要があります。損切りは163.40で一旦撤退です。売りは今週いっぱい様子見か167.30に損切りを置くなら166.80-90まで引きつけて軽く試し売り程度に。
上値は、165.00-10，165.80-90，166.10-20，166.50-60，166.80-90，167.20-30に強い抵抗がありますが、上下動を繰り返しながらもどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、164.60-70に軽い抵抗が、164.40-50，164.20-30、164.00-10，163.70-80，163.50-60にやや強い抵抗が出来ており、全てを切り崩すほどの下げにもまだ繋がり難いと見ますが、これらを全て切り崩し、さらに163.00-10の抵抗を下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、162.50-60，162.00-10の抵抗も下抜けて終えた場合は、短期トレンドが“ニュートラルからやや弱気”に変化して160～161円台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。
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