【ドル/円】短期トレンドが変化。上値余地を探る動き。
ドル/円は直近の日足が、下ヒゲがやや長く、実体の小さい陽線引けとなり、下値トライに失敗した形で終えています。ベッセント財務長官の中国との緊張緩和を示唆する発言に、リスク回避の動きが後退しました。また、トランプ大統領が日本時間早朝に「パウエルFRB議長の解任の意図はない」と発言したことが伝えられ、ドルの買い戻しが一段と進んでいます。
値幅、値ごろ感から見ても昨日付けた139.88で一旦底打ち、反転の流れに入った可能性が高く、ドルの上値余地を探る動きが強まると見られます。一方で中期トレンドがまだ弱く、上下動を繰り返す可能性があります。短期トレンドは140.50以下で終えない限り、下値余地が拡がり難くなっています。
ドル買いは142.00-10の押し目待ちとします。下値余地を141.50-60近辺まで見て置く必要があります。損切りは141.30で撤退です。ドル売りは様子見に転じます。
日足の上値抵抗は143.10-20,143.70-80,144.10-20に、下値抵抗は141.90-00,141.50-60,140.90-00にあります。
© 2025オフィス フレア/川合美智子
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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