日経平均株価(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」での銘柄名:日本N225)について、ここまでの相場の振り返りと、この先のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。
日経平均株価の値動き まとめ
トランプ政権の関税導入
- トランプ政権が相互関税を導入予定で、日本には24%の関税が課される(想定以上の数値)
- 関税の内訳
- 中国:34%
- EU:20%
- 日本:24%
日本への経済的影響
- 2024年の対米輸出額を基に計算すると約5兆円の影響(相互関税+自動車関税)
- 相当な金額であり、日本経済に大きな打撃となる可能性がある
日経平均株価への影響
- リスクオフで株が売られ、日経平均(CFD)は3万3000円台まで下落
- 現在は3万4000円程度で下げ渋っているが、上値の重さが際立っている
- チャートポイント的には3万5000円を明確に割り込んでいる
今後の見通し
- 3万5000円が重要なテクニカルポイント
- 3万5000円を回復:短期的な持ち直しが期待できる
- 3万5000円を下回ったまま:売り目線の取引が有利
- 3万5000円回復後に再度下抜け:下落目線になる
- 関税の影響は短期的な問題ではないため、上値は重い状況が続く見込み
- 現時点では買いよりも、様子を見ながら売り場を探す取引が有効
結論
トランプ政権による24%の相互関税と25%の自動車関税により、日本経済に約5兆円の影響が見込まれる。日経平均は3万3000円台まで下落し、現在は持ち直しつつあるものの上値は重い。今後は3万5000円が重要な判断ポイントとなり、関税の影響が長期化する可能性を考えると、基本的には売り目線での取引が有利と考えられる。植田日銀総裁の政策対応と政府の交渉姿勢が注目される。
動画で見通しを解説
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日本N225 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
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日経平均の上昇・下落要因
上昇要因
日本経済の好調:国内経済の成長が企業利益を増加させ、株価を押し上げる。
企業業績の向上:日経平均に含まれる主要企業の業績好転。
円安傾向:輸出企業の収益性が向上し、株価を支援する。
金融緩和政策:日銀による金融緩和策が市場に流動性を供給し、株価を押し上げる。
外国人投資家の買い越し:海外からの投資が増えると株価が上昇する。
グローバル経済の好調:世界経済の成長が日本企業の業績を支え、株価を上昇させる。
下落要因
日本経済の減速:国内経済の成長鈍化が企業利益に悪影響を与え、株価を下げる。
企業業績の悪化:日経平均に含まれる主要企業の業績が悪化。
円高傾向:輸出企業の収益性が低下し、株価に悪影響を与える。
金融引き締め政策:金融政策の正常化や利上げが市場の流動性を減少させ、株価を圧迫する。
外国人投資家の売り越し:海外投資家による売りが増えると、株価が下落する。
グローバル経済の不安定:世界経済の不確実性が高まると、リスク回避の動きが強まり、株価が下落する。
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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