読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ユーロ/ドル 上値余地が少し広がったかも・・・

 

今週の注目通貨ペア・銘柄はこれだ!


■  ユーロ/ドル 上値余地が少し広がったかも・・・
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週の金曜日に陰線が出現して安く引けたことから週初は安く始まりましたが、なんと5連続陽線の出現で大きく値を戻しての越週となっています。特に木曜日の陽線で先々週の戻り高値を超え、金曜日も連続陽線で上値追いの動きを見せたことで、下値不安はかなり払拭されたと考えてよいかもしれません。
移動平均線は、長期が下落する一方で短期・中期が上昇しています。また、短期・中期の移動平均線がゴールデンクロス寸前となっていて、MACDもゴールデンクロスからゼロライン超えを実現していますので、チャートの改善が目覚ましい状況が見て取れますね。実体線が1月下旬の戻り高値を射程圏内に入れてきたことで、これも買い方にとって安心感を与えています。
今週は、気持ち買い先行スタンスで臨みたいところです。実体線が3本の移動平均線の上側に顔を出し、実体線と移動平均線の関係も売り方有利から買い方有利に変化し始めています。特に、実体線が1月下旬の戻り高値を超えてきた場合には、売り方と買い方の勢力図が一気に反転する可能性を秘めているのではないかと考えられます。直近の取引価格帯の上限に近いとはいえ、過度に弱気になる必要はないような気がしています。


その他 通貨ペア・銘柄分析


■ ドル/円 これだけ明確に跳ね返されると・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、水曜日に高値を付ける展開でした。先々週の終値があまり良くなかったことから下値不安が懸念されましたが、序盤から反発。特に水曜日は大きな陽線が出現し、大幅に値を戻しました。しかし、木曜日の陰線で水曜日の陽線の大部分を打ち消し、金曜日も連続で陰線の出現となったため、水曜日の勢いを完全に失う形で週を終えました。
今週は、やや売り先行のスタンスで臨みたいところです。先週は週の中盤にかけて勢いよく戻したものの、しっかりと上値を抑えられる展開となりました。また、MACDがシグナルラインの下側で下落を続けている状況では、根拠のない押し目買いが機能する可能性は低いと考えられます。じりじりと下値を試す展開を想定するのが妥当だと思います。

■ ユーロ/円 よく戻したのは戻したが・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。先々週の引け味が悪かったことから下値不安が大きい週初でしたが、水曜日にかけて3本の連続陽線が出現し、大きく値を戻しました。木曜日も上値を追いましたが、残念ながら上ヒゲで跳ね返され、やや値動きが乏しくなったまま週を終えました。ただ、週末にかけてドル円ほど値を下げたわけではなく、その点は買い方の安心感につながっていると思います。
今週は、少し様子を見たいところです。ドル円ほどチャートが悪いわけではありませんが、ここから上値を強く追いかけるような動きは、なかなか想定しにくいのではないでしょうか。ボリンジャーバンドの幅も広がりを見せており、目先はボラティリティがやや高まるかもしれません。レベル感をもとにした安易なポジショニングは禁物だと思います。

■ ポンド/円 下値リスクはかなり減退したか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。先々週の引け味が悪かったことから下値不安が大きい週初でしたが、月曜日から3連続陽線の出現で大きく値を戻しました。チャートの形状はユーロ円とおおむね同様で、木曜日に高値を付けた後は上値追いの動きに勢いが見られなくなっています。ただ、ドル円と異なり、大きく値を下げるわけではなく、買い方の未練が残っているような気もします。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。上値をぐんぐん追いかけるような展開は見込みにくいのですが、先週の前半の動きを見る限り、大きな下落を想定するシナリオにも無理があるような気がします。ただ、先週の高値を超えてくるような場面があれば、売り方の買い戻しが先行する可能性が高く、少しリスクを取って買いでインしてもよいのではないでしょうか。

■ オージー/円 値持ちすれば上値追いも・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、水曜日に高値を付ける展開でした。先々週の引け味が悪く、週初に下値懸念が感じられたのは他の対円の通貨ペアと同様です。ただし、週央にかけて3連続陽線で大きく値を戻し、下値不安は一定程度払拭に成功しています。木曜日以降は上値追いの勢いは見られませんでしたが、逆に売り方の買い戻しも継続的に入り、下値追いの動きには発展していません。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。先週前半の動きを見る限り、下値不安は一定程度払拭されているとは思いますが、緩やかに下落を継続する長期の移動平均線が上側に控えていて、一気に上値追いの動きを期待するのも無理があるような気がします。98円どころに大きなレジスタンスがありますので、そのレベルを回復してから買いスタンスに転じるという形が望ましいかもしれません。

■ 米国SP500 上値追いの可能性が見えてきた・・・ 
先週は、木曜日の陽線の出現で先々週の戻り高値を越え、金曜日も高値圏での値動きが続きました。水曜日の長い下ヒゲがフックになっていて、下値抵抗感を上手くチャートに表現していますね。実体線は3本の移動平均線の上方に位置していますし、3本の移動平均線がいずれも上昇傾向を維持していることから、上昇トレンドへ移行する可能性を示唆するチャート形成と言えるかもしれません。
今週は、買い先行スタンスで臨みたいところです。実体線と移動平均線の関係を見ても、また、MACDがゼロラインの上側でゴールデンクロスを形成していることを考えると、目先は売り方の買い戻しが先行する可能性が高いように思います。終値ベースで1月23日の戻り高値を越えてきていますし、高値警戒感といった言葉に惑わされず、しっかりと上値追いの動きを取りにいくようなイメージで臨むべき局面ではないでしょうか。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、株式会社チャートリーディングならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。