前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
30日、米10年債利回りの低下やダウ先の軟調な展開を受けて、ドル売り・円買いが進行する中、NY時間に発表された米10-12月期 GDP速報値が市場予想を下回ったほか、ラガルドECB総裁が理事会後の会見内容からユーロが主要通貨に対して上昇、相対的にドルが売られ、ドル円は153.787円まで下落した。NY時間終盤にトランプ米大統領が「2月1日にカナダとメキシコに25%の関税賦課」と改めて表明し、ドル買いとなりドル円は154円ミドルレベルまで上昇した。
ECBは市場予想通り政策金利を0.25%引き下げた。ラガルドECB総裁が理事会後の会見で「インフレ目標への持続的な回帰に向けた指標が進展」「2025年のうちにインフレ率2%の達成に自信」と発言しユーロ買いが先行したが、ラガルド総裁が「利下げを止める議論は時期尚早」との発言とともに、ユーロが売られる場面もあった。
本日アジア時間、トランプ米大統領の発言でインフレ上昇警戒のドル買いや、植田日銀総裁の予算委員会出席を控えた調整的な円売りで、ドル円は154.93円レベルまで上昇した。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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