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2025/1/30【FX ドル円予想】トランプ政策の矛盾で混迷する今…ドル円カウンタートレードのコツ 今井雅人氏 #外為ドキッ

 

混迷相場の逆張りは、引きつけてからのトレードが吉【マット今井 実践トレードのつぼ】

収録日:2025/1/30

元邦銀ディーラーの今井雅人氏が現状の世界経済を詳細に分析し、今後の為替相場動向まで踏み込み見通しを示します。

動画要約・まとめ

昨日のFOMC会合では予想通り金利据え置きが決定され、パウエルFRB議長の会見では特筆すべき新しい方向性は示されませんでした。パウエル議長は金融政策の次なる行動について慎重な姿勢を示し、当面は利下げを急ぐ必要がないという見解を示しました。

市場の主な関心事は、現在のトランプ政権の経済政策における不透明感です。特に注目すべきは、最近発表された産業別の関税政策と法人税引き下げの方針です。これらの政策はインフレを加速させる可能性があり、インフレ抑制を掲げるトランプ氏の主張との間に矛盾が見られます。

為替市場では、この政策の不透明感を反映して、ドル円相場は153円台から156円台の範囲でボラティリティの高い展開が予想されます。このような相場環境下では、レンジの端での逆張り取引が有効な戦略となる可能性があります。具体的には、153円台での買い、あるいは156円台での売りなどが検討できます。

トレード戦略としては、過去の経験則から、性急な判断を避け、やや我慢強い姿勢で取引機会を待つことが重要と考えています。

市場参加者は、トランプ政権の政策矛盾がどのように収束していくのか、その方向性を見極めようとしている段階にあります。

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株式会社マットキャピタルマネージメント 代表取締役
今井雅人
1962年生まれ、岐阜県下呂市出身。上智大学卒業後、1985年に三和銀行入行、1987年よりディーリングの世界に入る。1989年から5年間シカゴに赴任、その間多くの著名トレーダーと出会う。日本に戻ってからは為替部門に従事。2004年3月までUFJ銀行の為替部門の統括次長兼チーフディーラーを勤めていたが、同年4月に独立。内外の投資家にも太いパイプを持ち、業界を代表するトレーダーとして活躍するが、2009年8月第45回衆議院選挙に立候補し、初当選。現在は、経済アナリスト活動など多忙な毎日を送る。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事歴任。株式会社マットキャピタルマネージメント代表取締役。
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