アメリカの金利上昇は継続する可能性が高いが、上昇余地は限られてくる【明快!テクニカルレビュー】
動画配信期間:公開日から3カ月間
動画目次
0:00 はじめに
0:59 ドル円分析
1:18 ユーロ円分析
1:49 ポンド円分析
2:30 豪ドル円分析
2:59 ユーロドル分析
3:20 ポンド米ドル分析
3:56 豪ドル米ドル分析
4:10 まとめ 金利上昇余地は限られる
相場分析ポイント解説
【市場環境分析】
* 現在の難しい状況の要因:
- アメリカのインフレ懸念
- ドルの金利動向
- 日本の金融政策(1月の利上げ可能性)
【主要通貨ペアの分析】
1. ドル円
* 先週の動きは水・木曜日の下落のみが顕著
* チャンスが乏しい展開
* 長期移動平均線は上昇傾向だが、売りのタイミングとしては不適
2. ユーロ円
* 値動きが不安定(カクカクしている)
* 3本の移動平均線の下側で推移
* リスクを取りにくい状況
3. ポンド円
* 3通貨ペアの中で最も弱い動き
* 中期・長期の移動平均線がデッドクロス
* MACDも早期にマイナス圏へ
* 売りのポジションを取るなら最も有望
【日銀の金融政策と円相場】
* 0.25%の利上げが予想されている
* ただ、実質金利はすぐにプラスにはならない
* 円安期待は継続する可能性が高い
* 日本国債(JGB)利回りが1.2%台に上昇
* リートも反発傾向
【結論】
1. 売りポジションを取るなら:
* 通貨ペアではポンド円が最適
* クロス通貨ではポンドドルが候補
2. 市場見通し:
* 日銀の利上げは既にある程度織り込み済み
* 円安期待は継続する可能性
* 全体的にリスク管理を重視すべき状況
3. トレード戦略:
* ポンド売りの方向性が強い
* 慎重なポジション取りを推奨
* 確実な取引機会を待つことが重要
S&P500、週足で見る今後の戦略|原油は戻り高値で一服感 2025/1/20(月)井上義教【CFD】 #外為ドキッ
動画の概要
SP500の分析:
- 先週は厳しい展開の中でも堅調な戻りを示した
- 特に注目すべきは12月18日の陰線の胴体部分
- この水準を上回れば戻り高値更新の可能性が高まる
- 全体的に強気の見方が可能な展開
原油市場の分析:
- 先週は予想通りの買い展開
- ただし、現時点では調整局面の可能性
- 戻り高値の奪還後、若干の息切れ感
- 当面は調整を伴う展開を想定
トレード戦略:
- 市場は複雑な状況だが、チャンスを待つ姿勢が重要
- リスク管理を徹底しながら、適切な参入機会を探る
- 性急な取引は避け、確実性の高い場面での参入を心がける
短期的には両市場とも一定の上値を確認できているものの、慎重な取引姿勢が求められる展開と言えそうです。
大手銀行で為替・債券・スワップ市場のチーフディーラーとして活躍した経験を持つ百戦錬磨のプロトレーダー、井上義教氏が、毎週掲載される「FX ウィークリーテクニカルレポート」のレビューを明快に解説いたします!
こちらの記事も読まれています
「FX ウィークリーテクニカルレポート」
お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信
外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

株式会社チャートリーディング 代表取締役 昭和39年東京都生まれ。 昭和63年大阪大学経済学部卒業、同年大和銀行入行、平成3年よりロンドンの証券現法にてディーリング業務に従事。 平成15年に退社するまで為替・債券・スワップ市場を歴任、チーフディーラーとしてチームを統括。 平成28年 株式会社チャートリーディング設立とともに代表取締役に就任。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。