【豪ドル/円】下値抵抗を守った状態だが、トレンドが弱く続落に注意。
豪ドル/円は3手連続陰線引けとなり、上値を切り下げています。98.00-10の日足の抵抗を実体ベースで守っていますが、揉み合い状態から下抜けたことで、下げエネルギーが強い状態にあることから、続落の可能性に警戒が必要です。また、98.00-10の抵抗を守って小反発に転じた場合でも、98円台後半から厚くなる上値抵抗をこなしきれない可能性も高いと見ています。基本トレンドは戻り売りの流れに入った状態です。また98円台を守り切れずに終えた場合は、来週以降、97円台の抵抗を切り崩しつつ96円台まで下落余地が拡がり易くなります。豪ドル/ドルが、0.6450近辺の下値抵抗を守っており、これを支えとして上値トライの動きが期待出来ます。0.6550超えで終えれば下値リスクが若干後退して、豪ドル/円も下げ渋りの展開となりそうです。買いは1日様子見です。売りは98.40-50で戻り売り。損切りは99.00で一旦撤退です。上値抵抗は、98.40-50，98.70-80，99.10-20に、下値抵抗は97.90-00，97.60-70，97.10-20，96.60-70，96.20-30にあります。短期トレンドは100円台に実体を戻さない限り、下値リスクがより高い状態です。また、101.20-30の抵抗を上抜けて終えない限り、下値リスクを残します。
© 2024 オフィスフレア/川合美智子
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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