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FX「早速米中会談あり。米大統領選後、人民元は対ドルで安い、ハンセン指数が大幅下落」人民元見通し

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総括

FX「早速米中会談あり。米大統領選後、人民元は対ドルで安い、ハンセン指数が大幅下落」人民元見通し

(通貨4位、株価10位)
予想レンジ 人民元/円 21.2-21.7

(ポイント)
*トランプ氏の大統領選勝利後の中国市場は
*トランプ次期大統領と習国家主席の会談あり
*今週、来週は重要指標の発表あり
*中国、相互尊重に基づき米国と協力
*李首相、5%成長に自信
*相互尊重に基づき米国と協力
*EU、中国製EVへ追加関税、最大45.3%。中国は対抗措置
*今週は全国人民代表大会=全人代。巨額資金調達へ
*工業部門利益、9月は27.1%減
*3Q・GDPは鈍化
*最優遇貸出金利0.25%引き下げ
*若年失業率、9月は17.6% 3カ月ぶりに低下
*9月貿易統計、輸出伸びず
*ゴールドマン・サックスは成長見通し引き上げ
*ブラックロックなど世界の投資家が中国への投資判断を引き上げ
*米政府、対中関税引き上げを最終決定

(トランプ氏の大統領選勝利後の中国市場は)
米大統領選挙が終った。これから米国から貿易取引への厳しい処置が行われる予想だ。
大統領戦後の人民元は対円で0.47%高、対ドルで1.44%高、上海総合指数は0.09%安、香港ハンセン指数は2.23%安。10年国債利回りは2.12%と前日とほぼ変わらず。
トランプ氏は中国からの輸入品に60%かそれ以上の関税をかけることを公約に掲げている。

(今週、来週は重要指標の発表あり)
今週は10月貿易収支の発表がある。輸出は前年比で5%増加見込みも輸入は1.5%減少する予想だ。まだ内需は盛り上がらないのか。また9日(土)に10月消費者物価・生産者物価の発表がある。低インフレが続く見込み。
来週は10月小売売上、鉱工業生産の発表がある。

(中国、相互尊重に基づき米国と協力)
外務省の毛寧報道官は、対米関係について、相互尊重、平和的な共存、ウィン・ウィンの協力関係に基づき、米国との協力を続けていくと表明した。

(李首相、5%成長に自信)
李首相は、「中国政府には持続的な経済の改善を促進する能力がある」と述べた。
さらに、当局には「財政政策と金融政策の十分な余地がある」と付け加え、同国が5%前後の経済成長目標を達成するとの見通しをあらためて示した。
この発言は、消費者心理の低迷やデフレ圧力、不動産不況にもかかわらず、同国が経済成長目標を達成できると政府が引き続き楽観視していることを浮き彫りにしている。

(10月PMIはすべて改善で50を超える)
*政府版
・製造業50.1(前回49.8)
・非製造業50.2(50.0)
・総合PMI 50.8(50.4)

*財新版
・製造業50.3(49.3)
・サービス業52.0(50.3)
・総合51.9(50.3)

テクニカル分析(人民元/円)

月足、8月、9月は下ヒゲ長く10月は反発、11月も陽線スタート

日足、ボリバン2σ上位で推移。雲の上。10月16日-11月6日の上昇ラインがサポート。10月31日-11月6日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向く、20日線上向き。
週足、ボリバン2σ下限から雲の上まで急騰。10月14日週-21日週の上昇ラインがサポート。7月8日週-10月28日週の下降ラインが上値抵抗。ボリバン上位。5週線上向き20週線を上抜く。 
月足、ボリバン2σ上限から反落も8月、9月は下ヒゲ長く10月は反発、11月も陽線スタート。10月-11月の上昇ラインがサポート。7月-10月の下降ラインを上抜く。5か月線下向き、20か月線は上向き。
年足、4年連続陽線。22年-23年の上昇ラインがサポート。一時1993年以来の22円台のせも円買い介入で19円台へ下落。一時陰転も現在は陽転21円台。



チーファンラマ

早速、米中会談

トランプ次期大統領は11月6日、中国の習近平国家主席と電話会談した。習氏は大統領への返り咲きに祝意を伝達した。会談の詳細は不明。
トランプ氏は習氏に関し「非常に良い関係を築いていた」と評価。一方、中国製品へ高関税を課すなどと訴え強硬姿勢を示しており、中国側は警戒を強めている。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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