石破新総裁就任の影響と通貨ペアの動向は【明快!テクニカルレビュー】
動画配信期間:2024/09/30~2024/12/30
大手銀行で為替・債券・スワップ市場のチーフディーラーとして活躍した経験を持つ百戦錬磨のプロトレーダー、井上義教氏が、毎週掲載される「FX ウィークリーテクニカルレポート」のレビューを明快に解説いたします!
目次
0:00 今回のダイジェスト
0:31 石破新総裁就任と市場の反応
3:41 対円通貨ペアの動向(ドル・ユーロ・ポンド・豪ドル)
5:02 対ドル通貨ペアの動向(ユーロ・ポンド・豪ドル)
6:45 CFD市場:金・原油の動向
7:51 おわりに
8:06 【PR】「外為どっとカレー」プレゼントキャンペーン
8:26 【PR】口座開設特別キャンペーン
動画の要約・まとめ
石破新総裁就任と市場の反応
石破氏の自民党総裁就任を受けて、金融市場は大きく反応しました。円高に向かう傾向が見られました。
日本の株式市場は、円高傾向にもかかわらずそれほど売られていません。これは米国株式市場の強さに支えられている面もありますが、株式市場と為替市場の間に乖離が生じているように見えます。個人的な見解としては、為替市場の方がより正確な経済状況を反映している可能性が高いと考えられます。
石破新総裁の下での政策方針がまだ不明確な中、当面は円高リスクが続く可能性があります。
対円通貨ペアの動向
ドル円:ドル円は現在、最も弱い動きを見せています。9月に入ってからの取引価格帯の中間よりもかなり下方に位置しており、売りの対象として注目されています。
ユーロ円:ユーロ円も下落傾向にありますが、ドル円ほどの弱さは見せていません。9月の取引価格帯の中間付近で推移しています。
ポンド円:ポンド円は、9月に入ってからの取引価格帯で見ると、中間よりも上方に位置しており、中期移動平均線も下回っていない状況です。
豪ドル円:豪ドル円は、ドル円やユーロ円と比較すると相対的に強い動きを示しています。しかし、ポンド円ほどの強さは見せていません。
対ドル通貨ペアの動向
ユーロドルやポンドドル、豪ドル米ドルなどは、全体としてみるとあまり動いていない様子。チャート的には売りではない印象です。
CFD市場:金・原油の動向
金は先週に引き続き強い動きを見せています。チャート分析からは依然として買いの傾向が強く、下げ止まりを確認した後の戻りは買いで追う価値があると考えられます。
原油は下落基調に入っていると見られます。長期移動平均線が下向きであり、戻りを見送って直近の安値を割り込んだ場合は売りのタイミングとなる可能性があります。
今後の投資戦略
市場のボラティリティが高い状況が続くと予想されるため、リスク管理を徹底することが重要です。特に、損切りの実行を適切に行うことが推奨されます。
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株式会社チャートリーディング 代表取締役 昭和39年東京都生まれ。 昭和63年大阪大学経済学部卒業、同年大和銀行入行、平成3年よりロンドンの証券現法にてディーリング業務に従事。 平成15年に退社するまで為替・債券・スワップ市場を歴任、チーフディーラーとしてチームを統括。 平成28年 株式会社チャートリーディング設立とともに代表取締役に就任。
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