全体的なボラティリティの低下:明確なトレンドの欠如に注意【明快!テクニカルレビュー】
動画配信期間:2024/08/29~2024/11/29
大手銀行で為替・債券・スワップ市場のチーフディーラーとして活躍した経験を持つ百戦錬磨のプロトレーダー、井上義教氏が、毎週掲載される「FX ウィークリーテクニカルレポート」のレビューを明快に解説いたします!
目次
0:00 今回のダイジェスト
0:36 イタリア旅行で円安を実感
4:08 ユーロ円:下落傾向
4:34 ドル円:買いにくい状況
5:08 ポンド円:比較的高い水準を維持
5:22 豪ドル円:ある程度の高値を保つ
5:33 ユーロドル:上昇傾向だが安定感に欠ける
6:14 足元のトレード戦略
7:22 CFD市場:金・S&P500の動向
8:06 日本の物価の安さ
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動画の要約・まとめ
イタリア旅行で円安を実感
1週間ほどイタリア旅行に行った経験から、10年前と比べて大きな変化を感じました。現地の物価は日本の約2倍で、1ユーロ95円程度の感覚でした。これは、日本の強力な金融緩和政策と財政拡大の結果と考えられます。
日本の金利引き上げの遅れや円安の進行により、国力の低下が懸念されます。海外資産からの配当金はあるものの、日本の収益力の弱さが顕著です。サービス業における価格設定の問題や、国民の自立心の欠如も指摘されます。
為替市場の現状
ユーロ円:下落傾向が見られ、目先は売りが有効と考えられます。
ドル円:144円台で推移しており、買いにくい状況です。
ポンド円:比較的高い水準を維持しています。
豪ドル円:ポンド円ほどではないが、ある程度の高値を保っています。
ユーロドル:上昇傾向にあるが、安定感に欠ける状況です。
足元のトレード戦略
全体的にボラティリティが低下しており、明確な方向性が見えにくい状況です。現時点では、ドル円の下押しを狙った売りのトレードがリスクが小さく、収益チャンスが大きいと考えられます。
CFD市場:S&P500・金の動向
S&P500:高値を維持しており、上昇時の買いが有効と思われます。
金:高値圏でのもみ合いが続いており、明確な方向性は見えていません。
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株式会社チャートリーディング 代表取締役 昭和39年東京都生まれ。 昭和63年大阪大学経済学部卒業、同年大和銀行入行、平成3年よりロンドンの証券現法にてディーリング業務に従事。 平成15年に退社するまで為替・債券・スワップ市場を歴任、チーフディーラーとしてチームを統括。 平成28年 株式会社チャートリーディング設立とともに代表取締役に就任。
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