ドル円 日銀会合受け156円突破
今週初めのドル円は、高値圏で推移する中154円台でスタートしました。
ドル円は先週、中東情勢の緊迫化を受けて一時153円台へと下落したものの、その後154円台を回復し、週明けの22日(月)も底堅く推移しました。
23日(火)も高値圏で推移し、同日発表された米購買担当者景気指数(PMI)の予想下振れを受けて反落する場面もあったものの、24日(水)には米長期金利の上昇を背景にドル買いが強まり、34年ぶりに155円を突破しました。
さらに25日(木)には米1-3月期四半期コアPCEが予想を上回ったことを受けて155.74円前後へと上昇しました。
26日(金)正午過ぎに日銀が金融政策決定会合の結果、政策金利の据え置きや現行の金融政策の維持を決定したことが伝わると、円売りドル買いの動きが加速してドル円は一時156円台へと続伸しました。
今週のドル円は好調な米指標や日銀会合の結果を受けて上昇する展開となりました。
日銀会合で現行の金融政策の維持が決定されたことで、当面は緩和的な金融環境が継続するとの見方が強まり円を売ってドルを買う動きが加速しました。
来週も米FOMCや米4月雇用統計など、重要イベントが目白押しとなっています。
米利下げ観測が後退する中、FRBが利下げ開始時期に関する手がかりを示すのか注目され、FOMCの結果やパウエル議長の会見を受けての相場変動に要注意となります。
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