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【今日のドル円】昨日の振り返りと今日のドル円相場見通し 2026年6月16日

ドル円レポート:中東和平報道で乱高下も、NY終盤はドル買い

ニューヨーク市場:中東和平報道で乱高下も、NY終盤は160.39円まで上昇

昨日のドル円は、米国とイランが終戦に関する覚書に合意し、19日に調印予定との報道が伝わると、地政学リスクの緩和から原油先物価格が下落。これに伴うドル売りが優勢となり、一時159.730円まで下落した。しかしその後は情報が錯綜し、欧州時間にかけて160.203円まで買い戻される展開となった。
NY時間に入ると、トランプ大統領が「19日の署名と同時にホルムズ海峡が完全に再開される」と発言。再び原油価格が下落しインフレ懸念が後退したことで、ドル円は一時160.033円まで押し戻された。ただ、その後は底堅くドル買いが巻き返すと、NY終盤には160.393円まで上昇して取引を終えた。

本日16日のアジア時間:日銀会合を控え160円前半で様子見、内田副総裁の会見に要注目

本日のアジア時間は、日銀金融政策決定会合の結果公表を控えて様子見ムードが強く、160円台前半での方向感に欠ける推移となっている。
市場では事前報道などから「25bpの利上げ」および「国債買い入れ減額の具体的な方針決定」が既に織り込まれているが、事実に至るかどうかが最初の注目点となる。また、今回は入院中の植田総裁に代わり内田副総裁が記者会見を行う異例の体制となる。対話手法の変化や、今後の追加利上げに対するスタンスに関して従来と異なるトーンが示される可能性もあるため、発表および会見時のヘッドラインには厳重な警戒が必要である。

 

kurokawa.jpg 外為どっとコム総合研究所
黒川健(くろかわ・たける)
米国Capital Market Services LLCニューヨーク本社および上田ハーロー株式会社でカバーディーラー、プロップディーラーを約20年間務める。2021年9月(株)外為どっとコム総合研究所入社後は、テクニカル分析、ファンダメンタル情報を配信している。
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