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ドル/円、154円を一気に突破すれば円買い介入実施の可能性も(NY市場の見通し)2024/4/15

 

ドル/円、154円を一気に突破すれば円買い介入実施の可能性も

東京市場のドル/円は、34年ぶり高値を更新する展開。中東リスクが後退する中、5・10日(ゴトー日)の仲値公示にかけてドル買い・円売りが強まると前週高値(153.39円前後)を更新しました。欧州市場では1990年6月以来の153.90円台まで続伸しています。その後は、神田財務官の発言にやや円買いで反応する場面もありましたが、すぐに持ち直しています。

<神田財務官>
・金融為替市場については、日常的に米など主要国の財務官・中銀幹部と頻繁に連絡を取り合っている
・IMF総会の合間に日米韓財務相会談開催で調整中

<鈴木財務相>
・しっかり注視している、万全の対応取りたい

NY市場では米3月小売売上高が発表されます。市場予想は前月比+0.4%で自動車を除いた売上高が+0.5%となっています。自動車・ガソリン・建材・外食を除いたコア売上高にも注目です(予想+0.4%)。仮に市場予想を上回る結果となればドル/円は154円台へ上昇し、高値をさらに更新する可能性があります。なお、その場合は本日のオープンレートから1円程度円安が進んだことになるため、本邦当局による円買い介入が一層警戒されるでしょう。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、3月下旬から続いた151円台のレンジ、そして2022年から意識された上値抵抗151.90-152.00円と長らく意識された水準を上抜けたことで上昇の勢いが強まっています。足元では、154.00円を前に伸び悩んでいますが、突破すれば155円をターゲットとした値動きとなりそうです。反落しても153.00円水準を支持に底堅い推移となることが考えられます。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

4/15(月)
20:15 ブリーデンBOE副総裁講演
21:00 レーンECB専務理事講演
21:15 カナダ3月住宅着工件数
21:30 米4月ニューヨーク連銀製造業景気指数
21:30☆米3月小売売上高
21:30 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演
----- ゴールドマン・サックス1-3月期決算
----- IMF・世銀春季会合(~20日)

4/16(火)
09:00 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演
※☆は特に注目の材料

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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