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ユーロ/ドル 下落トレンド入りの可能性を示唆・・・ 

 

今週の注目通貨ペア・銘柄はこれだ!


■  ユーロ/ドル 下落トレンド入りの可能性を示唆・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。週初はやや底堅い動きを見せ、中期・長期の移動平均線を攻略しようとする場面も見られましたが水曜日の陰線で買い方が一気に苦しい展開へ持ち込まれました。木曜日以降も陰線続きで、特に金曜日の陰線は4月上旬の安値を大きく割り込むもので、買い方に大きなショックを与えるものとなっています。
移動平均線は、3本とも下落しました。先週水曜日の時点で実体線が3本の移動平均線を大きく割り込んでしまい、その後は3本の移動平均線が少し扇形に開く形となっています。MACDもゼロラインの下側でゴールデンクロスの形成の後にデッドクロスを形成していて、下落トレンド入りの可能性を示唆するものとなっています。
今週は、売り先行スタンスで臨みたいところです。チャート的に見ると、MACDのダイバージェンシーがかなり顕著ですが、これとて実体線が下押しするようであれば解消に向かう可能性が高いと思いますし、何と言っても先週金曜日の陰線の出現で実体線が2月中旬の安値をも割り込んでしまった点は買い方のポジションを大きく毀損するものと考えてよいと思います。チャート的に買いを示唆するものがない以上、安易な押し目買いは禁物と言えるでしょう。


その他 通貨ペア・銘柄分析


■ ドル/円 チャート的には売れない状況が続くが・・・ 
先週は、火曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。水曜日にいきなり陽線が出現して3月下旬の戻り高値を一気に超えてきました。木曜日も陽線で続伸、金曜日は一時木曜日の安値を下回る場面がありましたが、結局下ヒゲを伴って小陽線で高く引けています。終値ベースで高値を更新していることを考えると、チャート的には特段弱気になる必要はないと考えて差し支えなさそうです。
今週は、買い先行スタンスで臨まざるをえ得ないと思います。高値警戒感という言葉はもちろんあるわけですが、実体線と長期の移動平均線の乖離は4円を少し上回る程度と過熱感にはほど遠い状況です。MACDのダイバージェンシーはありますが、これも実体線が値持ちすることで解消される可能性が高いと考える方が合理的ではないでしょうか。

■ ユーロ/円 上値志向はいったん途切れた形・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。週初こそ何とか値を保っていましたが金曜日の下押しで買い方のポジションは完全に崩壊、下ヒゲを伴ってやや戻してはいますが、この日の胴体部分の長さを考えると買い方が一気に苦しいポジションに追いやられたことが見て取れます。チャート的には、上昇トレンドへの復帰は極めて困難と考えてよいでしょう。
今週は、ポジションを取るとすれば売り先行スタンスを取りたいところです。少なくとも買い方のポジションが崩壊していることに間違いはなく、戻れば買い方の戻り売りが持ち込まれることは間違いのないところだと考えてよいでしょう。ただ、先週金曜日の下ヒゲの出現を見てもわかるように、下落局面では売り方の買い戻しも一定程度予想される点は注意が必要のような気がします。

■ ポンド/円 買い方は戻り売り姿勢に変化か・・ 
先週は、水曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。チャートの形状は概ねユーロ円と同様で、週末の金曜日の陰線の出現が買い方のポジションを大きく悪化させています。ただ、下落の程度という観点で言うと、ポンド円の方がユーロ円よりも軽微な下落で済んでいますので、仮に今後上昇トレンドに復帰する際にはユーロ円よりもポンド円の方がアウトパフォームする可能性が高いように思われます。
今週は、様子を見るよりないような気がします。売りスタンスを取るのであればポンド円よりもユーロ円の方が優先度合いが高いと思いますし、このチャートでは買うという選択を取る積極的な理由が見当たりません。先週金曜日は何とか値を保ちましたが、4月上旬の安値を切ってくるようだと下落トレンド入りの可能性をも視野に入れておきたい点には注意が必要です。

■ オージー/円 上昇トレンドへの回帰は難しいか・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。週初の上値追いの動きに売り方の買い戻しが途絶えてしまったのでしょうか、水曜日の陰線の出現を機に売り方が勢力を取り戻しました。木曜日こそ陽線で戻したものの金曜日の陰線でその陽線を完全に包み込んでしまい、週末は大きく戻すこともなく、安いレベルでの越週となっています。
今週は、少し様子を見るよりないような気がします。先週水曜日以降の動きを見ると、買いで入るにはあまりにも危険が高すぎます。ただ、かと言って先週の終値がそれほど安いレベルを更新しているわけではないということを考えると、積極的な売りスタンスも控えられるという印象でしょうか。終値ベースでジリジリと安値を更新してくようであれば、少し売りスタンスに構えてみてもよいような気はします。

■ 金スポット いったん天井を付けた可能性も・・・ 
先週は、週初から上値追いの動きが続き、水曜日に陰線が出現するも木曜日には陽線で再び上値追いの動きへ転じました。金曜日は木曜日の動きそのままに、さらに上値追いの動きを強めましたが、最終的に長い上ヒゲを伴っての陰線引けという形になっています。木曜日の胴体部分を包んで引けたわけではありませんが、さすがにここまで長い上ヒゲの出現を見せ付けられると、目先は天井を付けた感が強いように思います。
今週は、チャートが売りに転じたわけではありませんが、買いも少し慎重スタンスで臨むべき局面のように思います。気を付けたいのは、下がったところを水準感で買い、投げさせられるという展開です。先週木曜日・先週水曜日の安値割れは押し目買いの入りやすいレベルですので、そういったところで水準感からの押し目買いを入れないように気を付けたいところです。終値ベースで安値を更新してきた場合には、下押し圧力が高まる展開も想定しておきたいところです。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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