金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。
金(ゴールド)市場の値動きまとめ
3月21日のニューヨーク商品取引所(COMEX)における金先物6月限は前営業日比24.10ドル高の1オンス=2206.50ドルと大幅続伸した。4月限も23.70ドル高の2184.70ドルで取引を終えた。
FOMCで年内3回の利下げ予想が維持されたことを受けて、時間外取引で金価格は急伸。一時2225.30ドルまで上昇し、史上最高値を更新した。
その後は利食い売りなどから上げ一服となったが、押し目では買いも入った。ただ、2200ドルを割り込む場面もあり、上値は重かった。
金価格の上昇ペースへの警戒感はあるものの、FOMCの声明や今後の予測から、金相場の強気材料と受け止められている。
金価格は2月中旬から10%近く上昇しており、FRBの金融緩和観測が新規の買いを呼び込む展開となっている。
最新の金(ゴールド)CFD 日足チャート
30分足チャート
日足チャート
金(ゴールド)CFDについて、テクニカル分析では、価格が単純移動平均線(10日)の上に位置し、上昇トレンド継続と見られる。ただし長い上ヒゲが出現したため、ここまでの上昇基調から下落へ転換する可能性が出てきた。相場の過熱感をはかるRSIは、50近辺で推移している。
※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。
金スポット 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
金(ゴールド)の上昇・下落要因
上昇要因
インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。
下落要因
インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。
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