
午前の為替予想は… レンジ内推移継続 焦点はFRB議長証言に移る
作成日時 :2024年3月6日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
ドル円予想レンジ
149.200-151.200円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は、米2月ISM非製造業景況指数の低下を受けて反落した。150円台半ば付近での推移が続いていたが、NY市場に入ると米長期金利の低下や株安を背景に軟化。米2月ISM非製造業景況指数が52.6と市場予想の53.0を下回ると149.71円前後まで下落した。ただ、150円割れでは押し目買いが入るなど下値は堅く、前日比0.3%安の150.06円前後で取引を終えた。
本日は、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が下院金融委員会で行う議会証言に注目が集まっている。議長は、あらためて利下げを急がない姿勢を強調する見通しだ。証言は日本時間24時からの予定だが、証言原稿が先立って公表されるケースが多いためNY市場序盤は関連報道に注意を払いたい。
また、24時には米1月JOLTS求人件数の発表も予定されている。8日の米2月雇用統計を前に、市場は米国の労働関連の指標に敏感に反応しそうなことから注目しておきたい。ドル/円は本日もNY市場の重要イベントが値動きのカギを握ると見られ、東京から欧州市場にかけては方向感を欠く展開となりそうだ。
今朝 最新のドル/円チャート

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神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。



