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FX「海外から債券投資推奨されるも大幅リラ高に繋がらず」トルコリラ見通し

 

総括

FX「海外から債券投資推奨されるも大幅リラ高に繋がらず」トルコリラ見通し

(通貨7位、株価2位)

予想レンジ トルコリラ/円4.3-5.3

*中銀総裁は利上げ終了を示唆するが今週の政策金利は
*格付会社は見通しを引き上げ
*投資会社は債券買いを推奨
*ただリラ高には繋がらず
*住宅販売、利上げの影響で2023年は9年ぶりの低水準
*スウェーデンのNATO加盟批准遅れる
*リラの年初は最弱ではない(9位)、株価は首位スタート
*中銀総裁はNYで投資家に講演
*経済指標冴えず
*対ドルで30リラにのせる。史上最安値。
*消費者物価、23年12月は64.77%上昇に拡大
*リラ安の最大要因は外貨預金が全預金の40%もあることだ
*政府は2026年にインフレが一桁となると主張

(12通貨中7位、いつもの最弱ではないが)
 1月22日終値で年初来12通貨中7位、対円で2.73%高。ただ対ドルでは2.16%安と弱く、1ドル30リラに乗せたままだ。インフレ高騰にも拘わらず大幅利下げをしたり、逆に今年は正統派経済政策の下で大幅利上げを行っているが、まだ高インフレ、リラ安が続いている。10年国債は26.69%と高止まり。
イスタンブール100株価指数は年初来7.23%高

 (政策金利は)
 今週は政策金利決定(1月25日、予想は42.5%で据え置きと据え置きで分かれている)。トルコ中銀エルカン総裁はニューヨークで投資家に対し、金利はインフレ解消の確立に必要な水準に近く、引き締めサイクルはできるだけ早く完了すると述べた。

 中銀は、先月65%に近づいたインフレを抑えるため、12月まで7回連続で合計34%の利上げを実施した。中銀は、借入コストを8.5%から現在の42.5%に引き上げた積極的な利上げが間もなく終了する可能性があると示唆した。それでも必要な限り金融引き締め政策を維持すると約束した。

 中銀は、前月比ベースでインフレ期待の大幅な改善と基調的な傾向の低下が観察されたと発表した。
 エルカン総裁は投資家に対し、政策は機能しているが、物価安定が達成されるまで「われわれの仕事は終わらない」と語った。また、準備金を蓄積し、銀行システムにおけるリラ預金の割合を増やすための銀行の取り組みについても議論した。

 最低賃金が50%近く上昇したことを受けて、インフレ率は今後数カ月でさらに上昇し、5月に70-75%付近でピークに達し、その後、今年下半期に低下すると予想されている。
9月に発表した中期計画によると、政府は今年末には33%に低下し、2025年には15.2%、2026年には8.5%にさらに低下するとみている。

(米国の大手バンガード、政策転換後トルコ債券との取引を再開)
世界第2位の投資会社バンガードは、5月以来トルコがより正統派の政策決定を採用したことを受け、現地通貨建て国債の取り扱いを再開することを決定した。
 約8兆ドルの資産を抱える米国に本拠を置くこの資産運用会社は、新興市場アクティブ債券部門共同責任者でアイジンガー氏は、マクロ経済政策の変更を「非常に前向き」だと歓迎した。

政策転換は、インフレの抑制、貿易赤字の削減、海外投資の拡大、外貨準備の再構築、トルコリラの安定化を目的としている。

フィッチ、S&P、そして最近ではムーディーズなどの国際格付け会社はいずれもトルコに対する見通しを修正した。

バンガードと並んで、もう一つの米国の投資大手ピムコも、高金利を維持することに賭けて、最近トルコ市場に復帰し、トルコの現地資産を購入したと発表した。

JPモルガンは、リラが2024年の新興国市場における主要な通貨だと述べ、UBSは11月に同通貨で「戦術的なロング」ポジションをとることを顧客に推奨した。

(住宅販売、利上げの影響で2023年は9年ぶりの低水準に減少)
金利上昇とインフレが重しとなり、2023年の住宅販売は過去9年間で最低水準に落ち込んだが、市場活動は少なくとも今年の最終四半期までは活発化しない見込みだ。
 住宅販売は前年比17.5%減の123万戸となった。この減少は、条件の厳格化、住宅ローン金利の上昇、およびより高い収益をもたらす代替投資手段への移行に起因すると考えられる。

ロシア人は昨年1万560戸の住宅を購入し、外国人購入者リストのトップとなったが、これは依然として、モスクワのウクライナ侵攻と西側諸国の制裁を受けて、いかに多くの人が経済的避難所を求めているかを反映している。

テクニカル分析(トルコリラ/円)

ボリバン2σ上限から反落

 日足、ボリバン2σ下限から反発、上限に達し反落。1月12日-22日の上昇ラインを下抜いて今朝はオープン。ボリバン中位が4.802。1月19日-22日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向く、20日線上向き。 
週足、ボリバン下位で推移。1月8日週-15日週の上昇ラインがサポート。12月18日週-1月15日週の下降ラインが上値抵抗。5週線上向く、20週線下向き。
 月足、2σ下限近辺で推移。7月-8月の上昇ラインを下抜く。11月-12月の下降ラインが上値抵抗。
年足、9年連続陰線。その間5.2円から4円台へ沈む。去年当初は僅かに陽転していたが3月から陰転。 今年もここまでは陽線スタート。

 

メルハバ

スウェーデンのNATO加盟申請巡り今週採決の見通し

 トルコ議会は、スウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟申請を巡り、週内に採決する予定だと、政府高官が22日、ブルームバーグに語った。

  センシティブな情報だとして匿名を条件に述べた同高官によれば、エルドアン大統領率いる公正発展党はスウェーデンのNATO加盟を批准すべく議会に承認を求めることになる。トルコが承認した場合、スウェーデンのNATO加盟を承認していないのはハンガリーだけとなる。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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