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148円付近に売り、日銀観測報道後の安値トライの動機となるか？-米小売売上・FRB高官発言
本日アジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は上伸。米FRB高官の発言が3月利下げ観測を若干和らげたことが引き続き、ドル/円をサポートした。また、テクニカルな節目を突破したことも、ドル買い・円売りを誘ったもよう。ドル/円は147.961円まで上昇幅を広げた。
今晩は、米小売上高の発表や複数当局者の発言が予定されている。ドル円の上値めどとしては、昨年、10月30日に日本経済電子版で「現在1%としている長期金利の事実上の上限を柔軟にし、一定程度1%を超える金利上昇を容認する案が有力」（同31日の会合で、報道の内容通り日銀はYCCの柔軟化を決定）と報じたことを契機につけた安値148.801円が意識されそうだ。イベントを通じて、同レベルをトライするムードが醸成するのか着目される。
現状レベルの上側、147.900円～148.050円、148.200円に断続的に売りが観測されるほか、147.850円、148.000円、148.100円、148.200円にストップ買いが確認できる。かたや下方向は、147.200円、147.250円、147.300円、147.450円、147.500円、147.600円に買いが並んでいる。また、147.500円、147.600円にストップ売りが観測される。
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