ドル/円、年内140円割れも視野に?ドル安・円高基調が続く
東京市場のドル/円は、2週間ぶりの安値を更新する展開。米長期金利が低下した前日NY市場のドル売り・円買いの流れを引き継ぎ141.10円台まで下落しました。
欧州市場で141円を割り込むと7月31日以来となる140.71円前後まで軟化しました。
今夜も引き続き米長期金利の動きがカギになるでしょう。なお、NY市場では米新規失業保険申請件数が発表されます。年内最後の重要経済指標だけに注目を集めそうです。
ドル/円をテクニカル分析で見ると、下落基調が強まる中で140.70円台まで下値を切り下げました。目先は52週移動平均線線が位置する140.50-60円が下値支持として意識されそうです。仮に同水準を下抜けるようだと140.00円の節目を試す相場展開となる可能性があります。一方で買戻しの動きが入ったとしても上値は重そうです。ここまで10日線を上値抵抗に下落基調となっていたため、10日線が位置する142円台前半では伸び悩むことが考えられます。
ドル円 週足チャート
この後の経済イベント
12/28(木)
21:00 メキシコ11月失業率
22:30☆米新規失業保険申請件数
25:00 EIA週間原油在庫統計
27:00 米7年債入札(400億ドル)
※☆は特に注目の材料
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
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