「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。
執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha
目次
今日のドル円 トレードシナリオ
テクニカル分析で環境認識
①日足:141円割れとなるか・・・10・20・80日移動平均線が下向きで弱気のパーフェクトオーダーが継続中。10日線を上値抵抗に反落すると141円台前半へ下落しています。直近の安値140.96円前後を明確に下抜けると140円割れを視野に入れた相場展開となる可能性があります。なお、140.00円付近では一旦は押し目買いが優勢となり反発する可能性もありますので注意しましょう。
ドル/円 日足チャート
トレード方針:売り方針
②相場展開の予想・・・下落基調に変化がなく、下値支持と意識されていた142.00円を明確に下抜けたため引き続き売り目線で考えたいです。
③トレードタイミング・・・戻り売りポイントは141.80-142.00円付近がメインとなります。141.50円付近も戻り売りポイントになる可能性があるため注目です。なお、141.00円では買い圧力が強まる可能性があります。反発するか下抜けるかを見極めていきましょう。
ドル/円 60分足 ネオチャート(図1)
ドル/円 外為注文情報(図2)
https://www.gaitame.com/markets/order/
注目経済指標・イベント
④ポイント解説・・・ 本日も引き続き米長期金利の動きがカギになるでしょう。なお、NY市場では米新規失業保険申請件数が発表されます。年内最後の重要経済指標だけに注目を集めそうです。
12/28(木)
21:00 メキシコ11月失業率
22:30☆米新規失業保険申請件数
25:00 EIA週間原油在庫統計
27:00 米7年債入札(400億ドル)
※☆は特に注目の材料
『17時からFXライブ配信』
『21時からFXライブ配信』
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。