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豪ドル/円 今日の見通し「日銀の政策修正の思惑が豪ドル/円を荒らす 米雇用統計にも要注意」2023/12/8

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オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

昨日から現在までの相場

・NY原油先物市場は小幅続落。中国の貿易統計でドル建ての輸入額が前年同月を下回ったことで、同国の景気先行き懸念が高まったことが材料となった。終値は前日比-0.04ドルの1バレル=69.34ドル(12月8日)。

・12月5日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.35%で据え置きとなった。

・11月29日に発表された豪10月月次消費者物価指数(CPI)は前年比+4.9%となり豪州のインフレは前月(+5.6%)から大幅に鈍化した。
10月25日に発表された豪4-6月期CPIは前年比+5.4%となり、前四半期(+6.0%)から鈍化した。

・11月16日発表の豪10月雇用統計は、雇用者数が市場予想(2.40万人増)を大幅に上回る5.50万人の増加だった。失業率は3.7%へ上昇、労働参加率は67.0%へ上昇した。

今日のメインシナリオは

日銀の政策修正の思惑が豪ドル/円を荒らす 米雇用統計にも要注意

本日は豪州や中国の主要な経済指標発表は予定されていない。
本日は米11月雇用統計の発表が控えている。市場は米連邦準備制度理事会(FRB)が早ければ来年3月にも利下げを開始するとの見方を強めている。米11月雇用統計の結果次第ではFRBの3月利下げを巡り米ドル主導で市場が動く可能性がある。この余波で豪ドル相場は大きく振幅することになりそうだ。
また、日銀が金融政策を近々変更するかもしれないとの見方が急速に浮上してきた。昨日は米ドル/円が一時141円台半ばまで急落した影響から、豪ドル/円も93.70円前後まで下値を拡大した。本日は日本の10月毎月勤労統計が発表される。結果次第では昨日同様に日本円主導での動きとなる可能性もあるため注意したい。

この先の個別相場変動

■日本10月勤労統計が好結果を示す
⇒日銀の早期マイナス金利解除期待が高まる
⇒円が買われる
⇒豪ドル/円は下落

豪ドル円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

日本10月毎月勤労統計
米11月雇用統計
日米株価指数動向

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は晴れ、豪ドル/米ドルは曇り空に太陽が覗く。7時に豪ドル/米ドルのRSIで売りシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
 

 

nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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